「CBDオイルやCBDリキッドを初めてみたい人」「CBD初心者の方」向けに基礎知識から使い方までをまとめたページです。
大麻草に含まれているカンナビノイド成分の一つであるCBD(カンナビジオール)はリラックス効果や睡眠改善を始め、様々な効能により人気が高まっています。
「CBDには興味あるけど、そもそもCBDってどうやって始めるの?」という方にもわかるように説明していきます。
これからCBDを始める方にもおすすめできる商品や選び方を紹介しますので参考にどうぞ。
CBDの始め方と商品の選び方の流れ
CBDを始めたい場合は、以下のような基準で商品を見ていきます。
CBDの摂取方法はVAPE(ベイプ)がおすすめ
CBDの摂取方法は大きく3つあります。
人それぞれ好みの方法でCBDを摂取して良いのですが、当サイトではVAPEで吸引する方法を推奨します。
「VAPEでCBDを吸う」を勧める理由
CBDを吸って肺からCBD成分を吸収する方法です。
オイルを塗ったり食べたりする方法と比較しても、最も即効性のある摂取方法となります。
リラックスしたいとき、眠りにつく前などに使用されます。
専用の器具(ヴェポライザー)を使い、リキッド状、ワックス状のCBDを気化して吸い込みます。
電子タバコや葉巻のような感覚で手軽に使用できます。
VAPEでCBDを吸う場合はヴェポライザーやCBDのリキッドを選んでいきます。
VAPE以外のCBDの摂取方法
CBDオイルを食べたり飲んだりして体内に入れる
CBDを口から体に入れる方法です。
オリーブオイルやヘンプシードオイルなど食用の油にCBD成分が入っているものをCBDオイルと呼びます。
食べられるCBDオイルを購入してもいいですし、CBDを使った食品を食べてもよいです。
肌に塗る方法
CBDを肌に塗って使います。
主に美容目的や、皮膚の疾患に対する効果に期待して使う人が多いです。
CBDオイルをそのまま塗ってもいいですし、CBDが含まれた化粧品・クリーム状の商品もあります。
塗るだけなので手軽に始められます。
CBDの形状の一つであるクリーム。
CBDクリームやCBDコスメなどと呼ばれますが、CBDそのものをクリーム状にしたというよりは「クリーム状の化粧品の成分にCBDが含まれているもの」と言った方が正しいです。
CBDが皮膚の角質層の増殖を抑えるという論文もあるようです。肌をすべすべにしたい人にも嬉しいですね。
肌の免疫を活性化させる作用にカンナビノイド受容体が関わっているため、肌の正常化にCBDが一役買ってくれるようです。
ニキビやアトピーに効果を感じている人も大勢いらっしゃいます。
肌荒れや肌トラブルなど「より肌に対しての効能を期待する人」は、「吸引」と「塗る」も併用するのが良いでしょう。
これまで使ってきた化粧品では効果が物足りなかった人や、より画期的な効能を期待する人はCBDクリームを是非使ってみてください。
ヴェポライザーの選び方
CBDをVAPEで吸うにはヴェポライザーと呼ばれる器具を使用します。
VAPE(ヴェポライザー)とはいわゆる電子タバコのこと。
電子タバコではフレーバーのついたリキッドを、電気で加熱して水蒸気化させて吸います。
仕組みとしてはアロマ加湿器のようなもので、アロマの代わりに好みのリキッドを使用している形になります。
CBD入りのリキッドを使うことによって、CBDを肺から取り込むことができます。
食べたり、肌に塗る使い方と比較して「吸うだけ」なのでとても手軽に摂取でき、かつ肺からの吸収になるので即効性があります。
喫煙者であれば吸うという行為がタバコ代わりにもなり、人気の摂取方法の一つ。
VAPE用のデバイスとCBDリキッドを揃えればすぐに使い始められます。
初めてのヴェポライザー購入であればFOG1がおすすめ。
FOG1(フォグワン)の口コミ・評判|実際に使ってみたレビュー|JUSTFOG
ヴェポライザーの種類と違い
ヴェポライザーの種類は大きく3タイプ。
リキッド注入タイプ
カートリッジ交換タイプ
使い捨てタイプ
この中でおすすめなのはリキッド注入タイプです。
リキッド注入タイプ:ヴェポライザー+CBDリキッド
ヴェポライザーにCBDリキッドを入れて蒸気を吸う方法がオーソドックスです。
アンパンマンで例えると、顔にアンコを継ぎ足すタイプです。
最初だけヴェポライザー本体を買い揃える必要がありますが、長い目で見るとが最もコスパ良くCBDを続けられます。
ヴェポライザーにも手軽に使えるコンパクトなペン型や、自分でカスタマイズができる本格的なもの(MOD)まであります。
カートリッジ交換タイプや使い捨てタイプと異なり、CBDリキッドを好きなものに買い替えできる点がメリット。
自分好みのCBDライフを送りたい人はヴェポライザー+CBDリキッドで始めたいです。
カートリッジ交換タイプ(POD):ヴェポライザー+交換用カートリッジ
リキッド注入タイプと使い捨てタイプの中間の立ち位置のもの。
本体は充電して使いますが、CBDリキッドを自分で注入する必要がありません。
リキッドが入っているPOD(カートリッジ)部分を交換することで使い続けられます。
アンパンマンで例えると、新しい顔に交換するタイプです。
タバコで言うとプルームテックに似ているかもしれませんね。一部のカートリッジを取り替えるやつです。
不器用な人、面倒な人にも向いています。
使い捨てタイプ:使い捨て用のヴェポライザー
最も手間が少なく簡単に吸えるのが、使い捨てタイプの商品です。
タバコでいうと禁煙パイポみたいなものを想像していただければ。
アンパンマンで例えると、弱ったら新しいアンパンマンと本体まるまる交換するタイプ。
リキッドを注入してセットしたり、デバイスの手入れなどが必要ないので面倒がありません。買って吸うだけです。
デバイスを購入するお金も必要無く、単品で安く手に入るので、とりあえずこれで吸って見るのも良し。
吸える回数で考えると割高になってしまいますので、長期で使うようになったらデバイスとリキッドを揃えてもいいでしょう。
リキッド注入式ヴェポライザーがおすすめな理由
そもそもCBD自体が安いものではありませんので、やはり一番コスパが良いリキッド注入タイプを選ぶべきだと考えます。
カートリッジ交換や本体ごと使い捨てるタイプは、当然その分コスパが悪くなります。
基本的には手軽さとコスパがトレードオフの関係(どっちを取るか)です。
それでも「コスパよりも手軽さを重視したい人」や、まだ長期間使う予定もなく「とりあえず一回吸ってみたいという人」はカートリッジ交換タイプや使い捨てタイプを選ぶと良いでしょう。
入門におすすめのCBDリキッドとヴェポライザー
これからCBDを始める人向けに、ヴェポライザーとリキッドがセット販売されていたり、ヴェポライザーのプレゼントや割引などの特典がついているブランド・メーカーを紹介します。
リキッド注入タイプ
+WEED:リキッド注入タイプorカートリッジ交換タイプ
CBDを始める人はスターターキットがおすすめ。
CBDのリキッドとヴェポライザーがセットになっているので、届いたらすぐに始められます。
リキッドは3%、5%、10%が選べます。
楽天、Yahooでも購入できますが、公式サイトから購入すると特典があります。
実店舗ではドン・キホーテで購入できることで有名です。
カートリッジ交換タイプ
C-tec
C-tecは、天然植物由来成分とビタミンCを配合したフレーバーミストです。
コンパクトなデザインで、たぶん一番オシャレ。
7種類のフレーバーカートリッジが販売されていましたが、CBDカートリッジが新たに追加されました。
既にC-tecを持っている人は、CBDのカートリッジだけ購入して付け替えられます。
楽天やyahooショッピングでは、本体(非CBDのカートリッジつき)とCBDカートリッジを別に購入。
公式ページではCBDカートリッジのスターターキッドも販売されており、お得な定期購入も選択できます。
カートリッジ部分をアトマイザーに交換して「カートリッジ交換タイプ」から「リキッド注入タイプ」に変換もできるのがC-tecの面白いところです。
使い捨てタイプ
CBD MAX
一般的なペン型(棒状)のヴェポライザーよりもっと手軽なものが使い捨てタイプです。
形状も細くて持ち運びにも便利ですし、リキッドを注入したりする手間もありません。
面倒な使い方など無しで「とりあえずCBDを吸って体感したい」人向けの商品。
ただ、個人的にはあまりおすすめはしていません。
参考 CBD MAX(シービーディーマックス)は詐欺?嘘?と言われる理由を説明
ナチュール
ナチュールは使い捨てタイプで有名なCBDヴェポライザーの一つです。
既に多くの人が利用しており、楽天やYahooの口コミも見られるので安心して購入できます。
CBDリキッドの選び方
ヴェポライザーとは別にCBDリキッドを単体で購入する場合のおすすめリキッドを紹介。
スターターキッドなどで購入してリキッドが無くなった時に買い足すことになるので参考にどうぞ。
CBDとヘンプシードオイルとは違う
CBDの含有量と製法が違います。
ヘンプシードオイル(麻実油)には極微量のCBDしか含まれていません。
リノール酸やα‐リノレン酸、γ‐リノレン酸などの必須脂肪酸が豊富。オリーブオイルなどのように健康目的で使用する分にはとても良いものですが、CBDの摂取は期待できない。
効果を期待するのであれば、ヘンプオイルでなくCBDオイルとして販売されているものから選ぶようにしたいです。
ヘンプオイルの方が価格が安いので、安さだけで商品を選んで間違ってCBDがほとんど含まれていないなんてことがないよう。
CBDの濃度は自分に合ったものを
CBDの効果は濃度でなく摂取量で決まる
CBDオイルには3%、10%などとCBDの濃度が記載されていますが、どれくらいのものが最適かは一概に決められません。
というのも、CBDが体に与える影響は、CBD濃度ではなく摂取量だから。
5%のものを10mlとる
10%のものを5mlとる
これだと、摂取するCBDの量は同じになります。
濃度が何%であれ、摂取量で調整が効きますのでそこまで悩まなくてもいいかもしれません。
期待する効果や体質によって効き目は個人差がありますので、最適な量というものも存在しません。
お酒に例えるとわかりやすいかも
お酒でもアルコール度数が様々あります。
ほろ酔い:3%
ビール:4〜5%
ストロングゼロ:7〜9%
ワイン:14% など
もちろん度数が多いものの方が酔いやすいわけですが、飲む量やペースによってアルコールの影響は変わります。
また、体質や体調によっても影響が変わります。
例えば、ビール(5%)ならいくらでも飲めるけど、ほろ酔い(3%)だと気持ち悪くなるという人もいます。
これと同じように、CBDでも「何%だからこうなる」とは一概に言えませんので、自分の体感と相談して調整していくのが良いでしょう。
初めてなら5%がおすすめ
初めてCBDを摂取する場合、低めの濃度のものから試すことが推奨されます。
個人的には5%程度の濃度のものがおすすめです。
基本的には高濃度のものほど、商品の単価は高くなります。
摂取する量で調整して、それでも物足りないと感じてから高濃度のものを検討してください。
続けられる価格とコスパ
CBDは日常的に使用するものであり、かつ一般的なサプリメントなどと比較しても量あたりの値段は安くありません。
とは言え、最初から値段やコスパだけで選ぶ必要はないと思います。
一度使ってみて、今後も続けたいと思った段階でコスパについて考えたら良いでしょう。
コスパのことを考えたら、CBDのオイルでなくワックス状のものを選んだり、CBDクリスタルで自作のオイルを作成するなどの手段も選択肢に入ってきます。
高純度・粉末状のCBDを使って、自作のオイルを作ったり、市販のCBDオイルをカスタマイズしたりできます。
長期的なコスパは良くなる分、最初に必要なデバイスや道具を揃えるなど初期費用が高くつきます。
コスパだけ見ると初心者にとってはハードルが高くなりますので、最初は手軽さで選ぶことをおすすめします。
CBDを日常的に使うようになって、より自分オリジナルな使い方をしたくなったら検討してください。
安全な品質のもので、信頼できるメーカーのものを選ぶ
CBDは国内外さまざまなメーカー・ブランドから販売されていますが、知名度があり人気なものを選択した方が安全です。
CBDは必ずしも国産メーカーが良いとは限りません。
世界のCBDメーカーと比較すると、国内の医療大麻やCBD事情は圧倒的に遅れています。
中には国産ブランドであることを信頼する人に向けて、割に合わない価格帯の商品を販売しているメーカーもありますので注意してください。
人気CBDブランドの一つKoiのオイル。
フレーバーは好みになるので好きなものをどうぞ。
オイルを1本使い切ったら、自分の好みに合わせて濃度などを調整して2本目を選んでください。
CBDのQ&A
CBDは違法じゃないの?
カンナビジオール(国際一般名:Cannabidiol)、略称CBDは、麻に(薬用の大麻以外にも)含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ。主なフィトカンナビノイドで、麻の抽出物の計40%までの割合を占めることもある。アメリカで商品名エピディオレックスで医薬品として承認された製品もある
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB
麻には非常に多くの成分(カンナビノイド)が含まれており、その成分の中の一つであるカンナビジオールのことを略称としてCBDと呼んでいます。
当サイトでもCBDと記載します。
CBDオイルやCBDリキッドというものを聞くけど詳しくは知らない方。
大麻とCBDの違いや、どんな取扱使われ方をしているかなど、CBDについて深く知りたい方は以下をご覧ください。
CBDは何に効くの?
CBDの効能は非常に多岐にわたります。
実際に医療現場で大麻の成分が使用されている項目や、CBDを使っている人達の口コミなどをまとめています。
CBDを使う前に、自分が期待する効果があるのかどうかを確かめたい方はどうぞ。
CBDはどこで買うのか
買い方によって大きく値段が変わることもありませんので、基本的にどこで購入しても問題ありません。
普段から楽天・Yahooを使用している人はそちらで購入するのが買いやすいでしょう。
会員特典があったり、新商品をいち早く手に入れたい場合は、専門ショップやメーカー直での購入を検討しても良いと思います。