ノイズキャンセリングイヤホン(ネック型)の「Anker Soundcore Life NC」を購入したのでレビューします。
これまで有線イヤホンとワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン(Bose QuietComfort 35)を利用していました。
BOSEのヘッドホンは音もノイズキャンセリング機能も文句は無いのですが、やはり持ち運んで外で使えるシーンが限られます。あと、ヘッドホンだと髪型崩れるし。
外出時でもノイズキャンセリング機能が欲しかったので、「Anker Soundcore Life NC」を追加でゲット。
結果として大変満足しておりますので、使ってみて感じたことや気づいたことをここにまとめます。
ついでに、AirPodsじゃなくてネック型イヤホンを選んだ理由もしたためます。
Anker Soundcore Life NCイヤホンの口コミをチェック
購入前にいろいろ口コミとか評判を見て回ったので、それも合わせて紹介。
良い口コミ
コスパの高いノイズキャンセルイヤフォン
条件にはまれば在庫を見つけたら即買いしても後悔しません。
・安価なノイズキャンセリング付きモデルが欲しい
・完全分離型ワイヤレスでなくてもよい、ネック型が嫌じゃない(運動には使わない)
・充電がそこそこもってほしい
同価格帯ではライバル不在
ワイヤレスイヤホン、ノイズキャンセリング付きとしての性能は高いと思います。
同価格帯ではライバル不在といっていい内容です。
商品説明や取扱書には記載されていませんがapt-X接続に対応しているようです。
(プレイヤー側がapt-X対応機器として認識していますので間違いないと思います)
【追記】
商品名にapt-X対応が記載されましたね。ということで、ひとつ上の価格帯(2万円~)あたりと比較してもいいかな?という感じですね。
価格の割には音質が良い
悪い口コミ
マフラーができないなど不便な点もある
Anker Soundcore Life NC
しばらく使っての感想△ネックバンド式
これまで完全ワイヤレス使ってたため、ちょいと不便。マフラーとかするとなおさら。あと、しまうのに場所を取る。落とすことはないけど。
○音質
低音もしっかり、細かい音も聴こえる。初ノイキャンも驚き。そこそこの音量でも pic.twitter.com/oApLLLBp7J— さまよえる 優🦋 (@samayou_yu) January 15, 2020
ノイズキャンセリングは弱め
Soundcore Life NCの口コミ総評
Ankerさんを信頼して購入はほぼ決めていましたが、念の為口コミも見て回りました。
「まぁ妥当な評価だよな」と思える口コミが多数。「買って失敗した」という内容はほぼ見つからないと言っていいでしょう。
ノイズキャンセリングが弱めと感じている人もいますが、そこはまぁイヤホンだから仕方ありません。完璧なノイズキャンセリングを求めるのであれば、ヘッドホンには勝てないわけで。
自分は「音」に関しては全然詳しくないのですが、「価格に対しては十分」という評価がほとんどです。特別こだわりが強かったり、プロフェッショナルな聴覚の持ち主でなければ問題なさそうです。
1万円以下・ネックバンド型・ノイキャンを求めるのであれば選んで損はない商品です。
Anker Soundcore Life NCを選んだ理由
外出先でノイズキャンセリング機能が欲しい
カフェや喫茶店にパソコンを持ちこんで作業することが多いので、集中するためにノイズキャンセリングが必要でした。
ノイキャンのヘッドホンは持っているのですが、デカイのでカバンに入れて持ち運ぶのは厳しいです。
ずっと頭に乗せておくか、首にかけておくかする方法もありますが、これってヘッドホンありきの服装じゃないとできないんですよねぇ。
そして、ヘッドホンを装着していると髪がつぶれる。髪型を崩さない方法も調べましたが、やっぱり物理的に不可能。
ロングのストレートの女性であればそもそも髪のトップが潰れるってことは無いので、ヘッドホンが可能なのかな?それ以外は、キャップとかニット帽かぶるファッションの人じゃないと外でヘッドホンは無理。
ということで、NC機能つきのイヤホンを買うことに決定。
完全独立型ワイヤレスイヤホンは落とす&無くす
ちまたで人気なのがAppleのAirPods proです。それ以外のメーカーも独立型のワイヤレスイヤホンはいろいろあります。
僕の場合は耳の形がおかしいのか、イヤホンが耳から落ちやすいです。使用中に落としたら嫌だし、仮に落ちなくても「落ちないな?」と気にしながら使いたくない。
それに、よく物を無くすタイプの人間なのでAirPodsとか絶対無くす自信しかありません。
ということで、ネックバンド型が有力候補になりました。
ネックバンド型の機能的な優位性
ネックバンド型の特徴はもちろん「無くしづらい」だけじゃありません。
決してAirPodsのように小型化出来ないからネックバンドにしているわけではない。ネックバンド型だからできる機能性があります。
- バッテリー容量が大きい
- アンテナが大きく通信が安定
- 物理ボタンの操作性が良い
- ノイズキャンセリングのための集音性能
つまり、ネックバンドの部分に物理的なサイズ容量があるので、いろいろ機能を詰め込めます。
ネックバンドタイプはAirPodsなどの完全独立型ができる以前の「古いワイヤレス」だと思ってる人がたまにいますが、それは間違い。
うん、ネックバンド型よき。
Anker社は必要十分でコスパが良い
ネックバンド型のイヤホンを探す過程でAnkerのネックバンドイヤホン「Soundcore Life NC」があることに気づきました。
この時点で「それならAnkerでええやん」となってます。
音関係の仕事で使うわけでもなく、イヤホンの良し悪しが分かるほど音にこだわりもないので、高級イヤホンは正直オーバースペック。
Ankerは安かろう悪かろうの粗悪品ではなく「これで十分だよね」と言えるレベルのコスパが良い商品を作るブランドだと思ってます。
- Ankerが9000円で出してるならそれが一番コスパ良い商品。
- Ankerより安いものは安かろう悪かろうになってくる可能性が高い
- Ankerより高い価格帯はブランドや機能やデザインにこだわる人向け
細かいことは気にしなくてもAnkerなら利用者が求める商品に仕上げてきてるでしょってことで決めました。
ポチー
Soundcore Life NCを使ってみたレビュー
購入前に気になってたことや、使ってみて気づいたことなど。
ノイズキャンセリングは十分
ちゃんとノイズキャンセリング効いてます。
細かい雑音はしっかり消えて、人の声は入ってくるかなという感じ。
雑音が大きい環境下だと、大きい雑音を消すついでに人の声もだいぶ消える。
ヘッドホンには劣りますが十分ストレス軽減になります。
ボタンですぐNCモードを切り替えられるのも良い。
- ノイズキャンセリングON
- 周辺音取り込み
- ノーマル
襟付きのシャツでもつけられる
ワイシャツをよく着るので、襟があったらネックバンドどうなるの?とおもってましたが特に問題ありませんでした。
体が大きくて、首回りのサイズがすごい人とかでなけば影響ないでしょう。
ただし、ワイシャツプラス襟付きコートみたいに襟が二重になる場合は使いづらいです。
エリとエリにケーブルが挟まれる形で、若干煩わしいです。このときだけはケーブル無しの完全ワイヤレスがいいなーと思います。
イヤーピースがSMLでなく4サイズで良い
付属のイヤーピースが4サイズなのがナイスAnkerです。
一般的にはSMLの3サイズ展開が多いです。でも、3サイズってかなり大雑把なサイズ差なので、「Mだと大きいしSだと小さい」みたいになりがち。
とは言え、じゃあSとLの間にサイズを刻んで5サイズにするかとなると、コストがかかります。5種類のうち4つも無駄になる。
そこで4サイズを出してくるのがさすがAnkerだなと。
僕の場合、左耳が2で、右耳が1にしてばっちりでして。右耳ちゃいちい。
イヤホンのつけ外しが楽
イヤホンをつけたり外したりするのが楽なのは完全にネックバンド型のメリットですね。
エアーポッズなら、外したら「無くさないようにどっかに置く」「ケースにしまう」という動作が必要ですが、ネックバンドだと外してプラプラさせとける。
つけるときも「ケースから出す」とか「えーどこに置いたっけ」てのが無い。
外出中はずっとつけっぱなしでなく、必要に応じてつけたり外したりしたいタイプなのでネックバンド型にして大正解でした。
マグネットが便利
外した時にマグネットでくっつけられるのって便利なんですね。なるほどなってなりました。
マグネットをつけないで垂れ下げると、位置的に乳首になります。
物理ボタンが左右に分かれてる点
ネックバンドに操作ボタンがあります。
- 左:電源(ペアリング)・再生ボタン
- 右:音量ボタン
ボタンを片方に揃えて欲しかったという意見をどこかで見ましたが、個人的には別に気になりませんでした。
「右ボタンを右手で、左ボタンを左手で」とやると面倒ですが、片手で左右どっも操作できるので。
ネックバンド型の利用者が少数派
- 独立型ワイヤレスイヤホン
- 有線イヤホンorヘッドホン
- ネックバンド型イヤホン
少数派なので良い感じ。
充電しながらは使えない
ネックバンド型のイヤホンを充電しながら使う人がいるかどうかはわかりませんが、充電しながらの使用はできません。
ちなみに充電が低下したときはイヤホンからビープ音が流れます。
充電中は電源がOFF状態です。
普通に充電していればバッテリー一日は持ちますが、充電し忘れていたりして「今使いたいけど充電が無い」みたいなときはちょっと困るかも。
でも、5分くらいちょっと充電すればしばらくは使えます。
パソコンとスマホ当時接続できる
2台同時接続ができるので、いちいち接続し直す必要がないので便利。
パソコンでyoutubeを見てる状態でスマホに着信が合っても問題なし。
電話を受信するボタン(通話ボタン)がどれか忘れる
イヤホンをスマホに接続した状態で電話がかかってくると、当然イヤホンで通話できます。
ただ、通話するボタンがどれか忘れますw
左側の前方側のボタン(▷)がそうなのですが、首につけてる状態だと見えないのでどれなのかわからなくなります。
日常的に電話する人であれば覚えるので問題ありませんが、僕みたいにごくたまにしか電話する機会がない人だと電話かかってくるとアワアワします。
んで、ボタンがわからないからスマホの操作で受信してしまうと、イヤホン接続が切れてスマホのスピーカーで通話することになります。
有線接続で音楽聞ける(マイクは使えない?)
付属のAUXケーブルで有線接続も可能です。
例えば、飛行機に乗ったときに座席にプラグを差して映画を見たりする用途ですね。
で、この有線接続でスマホと接続してみたら問題なく音を聞くことができました。
ただ、有線接続の状態だと音を聞くだけで音声の入力はできないっぽい?
説明書や公式ページで仕様が確認できなかったので「僕の環境では有線接続でイヤホンは使えたがマイクは使えなかった」とだけ報告しておきます。
イヤホンの故障・寿命
2022/04/19 追記
2年2ヶ月使用した時点で故障しました。片側(右側)のイヤホンから音が出なくなった状態です。
少し前から「音が出ない」「片方だけ音が小さい?」ような調子の悪さがあり、再起動などで対処して来ましたが、購入から2年2ヶ月時点で完全に沈黙。
これが長いのか短いのかわかりませんが、イヤホン寿命の参考としてください。
Anker Soundcore Life NC買って良かった
- ヘッドホンより気軽にノイキャンできる
- 外出前に首にかけるだけ
- その後はイヤホンの行方を気にしなくていい
- 独立型と違って好きに取り外しできるので、好きなときにイヤホン&NCを装着できる