MacbookPro CPUサーマルグリス塗り替え 処理性能が回復

MacbookProの処理能力が落ちている気がして、確認したところCPU温度が高いことが判明。

PC起動直後は100℃まで上昇、高負荷な作業中は80℃〜90度台で推移。

CPU温度が下げてパフォーマンスが回復することを期待してCPUグリス塗り替えを決意。

結果、CPU温度の最高値・最低値はそれほど変化がありませんでしたが、シネベンチのスコアが良くなったのでグリスを塗り替えた効果があったのかなと思います。

MacbookPro mid 2015 です。

Macbookを自分でいじくると以後Appleのサポート適用外となってしまうことをご留意ください。

目次

CPUグリス塗り替え準備

CPUグリス

今回使ったグリスはこちら。

種類が色々あって悩みましたが、一回しか使わないので安いやつにしました。

こだわる人はいいやつを使ってください。MX-4というやつが人気そうです。

星型ドライバー

今回中にネジを開け締めしてみて、Macのネジはほんとに馬鹿になりやすいなと感じました。

ネジ山を潰してしまわないように、まともなドライバーを持っておいた方がいいかもです。

グリス拭き取り用アルコール

今回は手元にあったメガネ拭きシートを使いましたが、5〜6枚くらい消耗してしまったので、もう少しサイズや枚数があるうウェットティッシュが欲しかった。

グリス塗り替え作業

ヒートシンクを取り外す

iFixitを見ながら頑張ってネジを外していく。

部分的に「これ説明と違うのでは?」という部分もあったけど、それっぽいところのネジを外せばなんとかなります。

古いグリスを拭き取る

グリスの水分が飛んで、乾燥した粘土みたいになっています。

ヘラとかで大きな塊を落としてからアルコールで拭き取っていく。

手元にあったメガネ拭きシートを使いましたが、アルコールが少なめなのでちょっとやりづらかったです。

あと、一般的なウェットシートに使われているエタノールとかだとCPUグリスは溶けないのでIPAを使って溶かすのが正解らしいです。

専用のCPUクリーナーを使った方がちゃんとキレイになります。

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新しいグリスを塗る(盛る)

真ん中に適量を出しておけばヒートシンクを押し付ける圧力で塗り伸ばされる。

適量が全然わからない。

もとに戻す

あとは外したパーツを組み上げるだけでそれほど難しくありません。

ただ、1回外しただけでもうネジ山がバカになり始めるので、ちゃんとネジを回すのがただただ大変。

Cinebenchでスコア測定

cinebenchを回してみたら一応スコアはアップしたので、グリス塗り替えの効果はないことはなさそう。

とは言え、劇的に変化するわけではない。

CPU温度も良くて10%くらい下がったかどうかぐらいで、あとは上がった温度が下がるのが”早くなったような気がする”程度です。

まとめと感想

パソコン自体が古いのでCPUグリスを塗り替えただけで新品のように動くようにはなりません。

たぶん、ロジックボードとか色んな所がガタが来ているので、調子よく動いてほしいなら色々とパーツを交換しなければなりません。

となると、わざわざグリスだけ塗り替える必要があるのかどうか微妙なところです。

自作PCでなければ本体ごと買い替えた方が早いかも。

作業風景はこちら
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