顔や目を隠すためのアイテム・方法まとめ|顔出しNGで動画・生配信をする方法

顔を隠す方法目的用途別

動画配信者の増加に伴い、プライバシー保護のための顔出しの是非が重要な問題となっている。顔を隠すための多様な方法として、仮面、かぶりもの、目出し帽、サングラス、マスク、ベール、特殊メイク、Vtuberアバター、カメラフィルター、動画編集技術、前髪スタイルなどがある。

さらに、体型や背景、声質も隠蔽する場合の選択肢も提示されている。顔を隠す方法は、物理的な手段とデジタル処理に大別される。声を変える場合は、無音動画、音声合成AI、ボイスチェンジャーなどが利用可能だ。個性的な印象を与えるには、オリジナルデザインの仮面やマスクの制作も一案である。

目次

顔全体を完全に隠す方法

https://www.youtube.com/@raphael1588/

最も秘匿性の高い方法。

動画やSNSの視聴者からだけでなく、身近な人に見られたとしても気づかれたくない場合は顔全体を隠した方がいい。

メリットデメリット
最も顔バレしにくい大きいので持ち運びに向かない
声がこもる
屋外での配信がしにくい
飲み食い系ができない
視界不良なので運動系も難しい

仮面(フルフェイス)

比較的手軽にできるのがフルフェイスの仮面。お面かぶるだけなので取扱いも簡単です。

ラファエル氏・ガブリエル氏など仮面系ユーチューバーもたくさんいます。仮メンタリスト氏とか。

仮面で印象づけしやすいが、その代わり途中で仮面を変えづらい。

市販の仮面は他人と被ったりするので、なるべくオリジナルになれるものを最初に選びたいです。

かぶりもの

頭からすっぽりかぶるかぶりもの。

何者にでもなれますが、このかぶりもの系のYouTubeを見るとだいだい声が聞き取りづらいです。

仮面など口元を覆うタイプと比べても、これが一番ダメな気がする。

もし外配信するときも、色々と制限がかかったりすると思います。お店に入れないとか。

個人的にはあまり使いたくありません。

目出し帽・覆面

目出し帽や覆面レスラーのようなタイプで、目以外は全て隠れているもの。

布で覆うタイプなので、顔全体を隠しつつも、機動性に優れ、比較的視界も良好です。

これなら運動系やダンス系もできます。

顔の上半分(目元)を隠す方法

https://www.youtube.com/@ARuFa_FARu/

サングラスやら何やらで目元周辺だけ隠す方法。

かなり手軽です。

リアルな知り合いでなければ動画と素顔を見くらべても気づかないでしょう。

とくにこの有名ライターであるARuFaさんとかはマジでうまい。黒い目線いれるだけ。

画像でも後で目線入れれば済むし、動画なら編集で目線をトラッキングさせてもいいし、物理的な目線っぽいものをつけてもできるという便利な作戦。

メリットデメリット
一番手軽
食べたり、飲んだりも可能
笛も吹ける
知り合いが見たらわかる
視界が悪い

メガネ・サングラス

メガネやサングラスが最も手軽だし、行動に制限もかかりません。

ただ、普通のサングラスをかけてもなかなか個性が出ないので、特徴のあるアイテムを使いたい。

目を隠せる分、色が変わってしまうのと、暗いのが難点ですね。

仮面(目元だけ)

仮面舞踏会てきなやつです。

ベネチアンマスク」と調べると色々出てきます。

布でできたものもあれば、お面タイプで顔の上半分のやつもあります。

これも既にやっている人がいるので、リサーチしてかぶらないものを探したい。

目出し帽・覆面の目元だけタイプ

覆面は覆面でも、目元周辺だけを隠して頭部や口元が出てるものもあります。口元が大きく開いているタイプですので、これなら食べる系動画もいけると思います。

メキシコのプロレス(ルチャリブレ)で使われるマスクです。

スポーツ系の動画も問題なく撮影できる。

顔の下半分(口元)を隠す方法

https://www.youtube.com/@user-ge1xn2hl6c/

口元隠して目は隠さず。

口を隠して、目元をしっかりメイクすればだいぶ盛れるので女子がやりがち。

メリットデメリット
手軽
盛れる
食べたり飲んだりできない
歌いにくい
やや声がこもる
普通のマスクだと個性が出せない

普通の風邪マスク

一番安いし手軽なので、ニコ生やツイキャスなんかでよく使われていますね。

で、マスクが邪魔なときにはずらしたり、口元部分に穴を開けたりする人がいました。

そして最終形態としてコレコレ氏みたいに鼻だけ隠す形になります。

https://www.youtube.com/@korekorech/

もうほぼ顔出しですね。

とりあえず、マスクは個性が出ないので微妙。亜種として黒いマスクとか柄マスクとかありますけど、あまりパッとしません。

所詮全部「ただのマスク」のイメージになります。

逆に、マスクの主張が弱いので、目とか髪とか出てる部分で印象づけたい場合はいいかも。

ちゃんとしたマスクや仮面

風邪マスクでなく、例えば仮装用やコスプレ用などに作られているちゃんとしたマスク。

これならだいぶ個性がでます。

サバゲー ハーフマスク」で調べると色々出てきます。

サバゲーだと、目はゴーグルするので、口元だけガードするようのマスクがあります。

ロボットっぽいのとか、ガスマスクみたいなのとか、東京喰種みたいなのとか色々デザインあります。

メッシュのものを選べば声もこもらないし良さそう。

布とか柔らかいのがよければ「スポーツマスク」で探してください。

スノボーとかで使うようなフェイスマスクが出てきます。

こういうやつ↓

マスク以外で顔を隠す方法

ちょっとイレギュラーになるけど、こういうやり方もあるかも?

フェイスベール

「顔を隠したいけどマスクよりおしゃれにしたい場合」に選択肢に上がるのがベール。「フェイスベール」で検索すると、ベリーダンスやアラビアンな衣装が出てきます。

目元を隠すパターンや口元を隠すパターン、口元が使えるので飲み食い可能になっているものなどいくつかデザインがある。

また、布のスケ具合も色々なので希望に合うものがあればどうぞ。

ちょっと探してみたらAmazonより楽天の方が商品が多かったです。

メイク・フェイスペイント

https://www.shiki.jp/

元の顔が認識できないレベルでメイクやフェイスペイントをしてしまう方法。

ビジュアルバンドとかスッピンだと誰かわかりませんよねきっと。

  • デーモン小暮
  • ゴールデンボンバーの樽美酒
  • 野性爆弾のくっきー など

あ、白塗りばかりあげてしまった。サーカスのピエロとかも白塗り。劇団四季とか猫のメイクだったりしますし。

メイク面倒ですが、顔は隠せます。

Vtuberになる

Vtuberですね。普通にしゃべるだけならこれでもいけます。

パソコン画面内で完結する動画(ゲーム配信とか)なら、これでいける。

実物の物とか移したい場合は不向き。

最近だとスマホでもVtuber化できるアプリが少しづつ出てきてるので、簡易的な動画であればできます。

ただ、スマホアプリレベルだとほんとにセコいので、よほど企画などが面白くないと見られないでしょうね。

ちなみにキズナアイとかちゃんとしたやつだと、初期費用だけで30万円〜とかかかります。

FaceRig

一般人が、Youtubeで見られるレベルのちゃんとした動画を作るとしたら、やっぱりFaceRigとかになるんでしょうかね。

Windowsしか使えなかった気がします。

Macで使えるようになったら、正直FaceRigを使いたいです。

3tene

※追記2020/11/11

Mac対応の3teneを購入して使ってみました。

3DやLive2Dのキャラを動かすことができます。

https://3tene.com/

3teneのデメリットとしては、オリジナルキャラの用意が難しいこと。

自分でキャラクターを用意する人以外は、キャラ素材を購入するか、クリエイターさんに依頼して作ってもらうかになります。

現在、Vtuberソフトとしての主流がFaceRigのため、販売されている商品がほぼ「FaceRig対応」しかありません。

3teneに対応できるクリエイターさんを探して、作成依頼をすることになると思います。

Vtube Sudio

VTube Studio

VTube Studio

Vincent Diener無料posted withアプリーチ

https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/?l=japanese

僕は現在これを使ってます。(2021/12)

スマホでアバターを動かすならこれが一番良い気がします。

iPhoneのカメラでフェイストラッキングできます。

PCと連携(iPhoneのカメラで撮影したものをPCで収録)する場合は有料版の購入が必要。

nizima LIVE

Windows で利用可能。

https://docs.nizima.com/apps/nizimalive/download/?utm_source=nizima.mail&utm_medium=mail&utm_campaign=MAIL_105UPDATE

カメラのエフェクト・フィルタで顔を隠す

Tiktokでリアルタイムで顔にエフェクトをかける技術を見ていると思いますが、それをパソコンのカメラ(WEBカメラ)でやる感じです。

snap cameraがとりあえず使えます。

https://snapcamera.snapchat.com/

近年の状況によりzoomオンライン会議などの目的でも利用されているソフトです。(バーチャルメイクしたり)

使ってみましたが、Tiktocほど豊富・高品質ではありませんが、最低限顔を隠す目的であれば十分なエフェクトが見つかります。

デメリットとしてはフィルタが外れることもあるので、生配信だと危険ということでしょうか。

あと、こういったリアルタイムのフィルタを使うなら、パソコンの内蔵カメラより、外付けのWEBカメラを用意した方が良いです。

動画編集で顔を隠す

動画編集で顔にマスクをトラッキングすることも可能です。

モザイクかけてもいいですし、似顔絵などのイラストを顔に追従させて隠すこともできます。

ただし、編集にめちゃくちゃ時間がかかるようになるのでモザイク職人になる覚悟が必要です。

前髪で目元を隠す

あまり激しい動きをしないという制約ができますが、髪の毛で目を隠すことも可能です。長めのヘアスタイルなら輪郭まで隠せるかもしれません。

メカクレ系キャラのウイッグを探せば見つかります。ゲゲゲの鬼太郎とか。

これにマスクを組み合わせると某アーティストみたいになります。

https://www.youtube.com/@yama6687/

Youtube動画で顔を隠す方法の選び方

顔を隠す方法はいろいろありますが、どの方法で撮影するのがいいのか。

  • 顔だけ隠したい
  • 体も隠したい
  • 背景も隠したい
  • 声も出したくない

選択肢を整理。

顔なし・体あり・背景あり

基本的には顔出し動画と同じことがしたいが、顔だけ隠したい場合。デメリットは食事やメイクなど顔周辺に関わる動画は作れないこと。

顔を隠す

顔だけ隠して、あとは通常通りの動画撮影をします。

顔を隠す方法をおおまかに分類すると2種類。

  • 物理的に隠す
  • デジタルで隠す

■物理的に隠す方法

マスク・仮面など。マスクや仮面を入手すれば簡単に動画撮影できる。ただし、自宅以外の場所で撮影したい場合は顔を隠すものを持ち歩く必要あり。

■デジタルで隠す方法

iPhoneのミー文字やtiktokの加工など。ソフトウェアやアプリなど顔を加工するための環境が必要。

手元・首から下のみ映す

顔を移さずに首から下のみを撮影する方法。顔を隠すための処理が必要ない。

料理・演奏・絵・おっぱいなど、もともと手元の作業がメインコンテンツとなる動画に向いている。

顔なし・体なし・背景あり

顔だけでなく体も隠したい場合。つまり、物や空間・風景のみを映し、人物は完全に映したくないとき。

音声・テロップ・BGMのみの動画にする

人物なしで撮影した動画に、音声やBGMのみを編集で加えて動画にする。

ペット系や風景動画など、そもそも人物がメインではない動画なら可能。人物なしで魅力的な映像に出来るコンテンツである必要がある。

キャラクターを合成する

人物なしで撮影した動画に、編集でなにかしらのキャラクターをはめる。

Live2Dや3Dキャラなどを動画に載せる。キャラクターを使う環境を整える必要があるのと、編集スキルが必要。

主にゲーム配信なライブ動画向き。撮影した動画にあとからキャラを当てはめようとすると、撮影が二度手間になる。

演者を使う

動画に出演してくれる人に代わりに出てもらう。

動画に出たくない人がいるように、動画に出たい人もたくさんいるので探せば見つかる。

演者としての報酬支払いが必要。もしくは、共同作品として売上があがってから分配。

動画に出たいイケメンや美女が入れば出てもらった方が伸びる。

顔なし・体なし・背景なし

背景も隠したい場合。

家バレ・部屋バレも防ぎたい場合や、そもそも人や物を映す必要がないコンテンツ。

  • スライド(パワーポイント)動画
  • ゆっくり解説
  • マインドマップ動画
  • アニメなど映像作品を作る

主にパソコンの画面収録になるので、カメラや撮影環境すらいらない。その代わり、動画の撮影や編集はそれなりに手間がかかる。

顔なし・体あり・背景なし

顔バレや家バレは防ぎたいけど体は映したいとき。

例えばTiktokでダンス動画出したいけど、顔は隠したいし部屋も映したくないような状態。

顔と背景だけ合成するのはかなり面倒なので、どちらかを物理的に隠してもう一方はデジタル処理にするのが良さそう。

物理マスク+背景合成

顔は物理的なマスクなどで隠し、背景は合成処理。

背景の合成であればZoomなど動画関連のソフトウェアがそれぞれ対応している。PCスペックによっては結局背景合成のためにグリーンバックの環境が必要だったりする。

デジタルマスク+撮影用背景を用意

Snap cameraiPhoneのミー文字の機能で顔は隠せるので、背景は映ってもいい環境を用意する。

背景用に布やついたてを用意したり、どうしても自宅で撮影できないならホテル・カラオケで撮影する。

場所を変える場合は事前に撮影の計画が必要となるので、tiktokのように頻繁に投稿したい場合は不向き。日常的に行動する範囲の中え撮影場所を作った方が良いかも。

声も出さない

上記の方法と組み合わせて声も隠したい場合。

音声なし動画

声なしでも成立している動画はあります。

条件としては、ビジュアルがメインコンテンツとなりうる動画であることと、テロップ・BGM・SE(効果音)をうまく使えることです。

音声合成ソフト

text to speech系のソフトで文章をAIに読み上げさせます。Google・Amazon・IBMその他いろんな企業がサービスを提供しています。

文章を意図した発音で読んでくれるかの確認のため、一文ずつ音声を作る必要あり。原稿を一括で読み上げさせると、間違ったところを修正できません。

ですので、話すのが面倒という理由でtext to speechは使えません。自分の声で話したほうが楽です。

どうしても声を出せない場合や、機械音声を使う必要がある場合のみ。

ボイスチェンジ

バ美肉

基本的にはオッサンがバーチャルな美少女に受肉したいときに使います。

それか、編集ソフトで音声のピッチを変更すれば、簡易的な声変は使える。ただ、テレビで見る元犯罪者のインタビュー音声みたいになる。

顔を隠す方法まとめ

超個性だしたいなら、オリジナルの仮面やマスクを制作してもいいかもしれません。

コスプレイヤーさんとかは自分で作ってるでしょうし、制作してくれる人も探せばあります。

さて、皆さんはどんな姿で配信しますか?

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