メルカリの出品は面倒くさい?想像よりかなり簡単に売れて感動した

メルカリの出品は面倒くさい?

不用品を処分する時は業者に依頼するより、個人売買の方が好条件がつきます。

買取業者の取り分がないぶん売り手も買い手もお互いに得ですし、中古市場に出回っておらず値段がつかないものでも欲しい人が見つかったり。

そういったフリマアプリの代表格がメルカリです。

不用品を処分するにあたってメルカリやらなきゃなと思いつつ、極度に面倒くさがりの僕は毛嫌いしてました。

今回思い腰をあげて出品してみたところ、想像以上に手間が少なくてビックリしました。

こりゃ流行るわけだと。

最初の1回、出品〜発送まで経験すれば2品目以降は気軽にポンポン出せます。

最低限、このぐらいの手間で物が売れてしまうというのを紹介します。

面倒そうで始められてない人は参考にどうぞ。

メルカリ:https://www.mercari.com/jp/

目次

メルカリに登録し、プロフィール設定

登録手続きはやや面倒ではありますが、物の売り買いをすることを考えるとかなり簡易的です。

必要なのは本人情報(住所・氏名・生年月日)の登録だけ。そして、本人確認ですね。

これが済まないと出品できませんので、先に済ませておきましょう。

そして、プロフィールも出品することを前提に記載しておきます。

フリマ系のサービスで皆が気になるのは、取引相手・品物の信頼性です。変な人に変なものを送りつけられたりなどのトラブルは避けたいですから。

あなたの人となりや出品理由などがわかるような内容を記載しておくのがおすすめ。

つまり、この人は問題なさそう、この人の商品ならトラブルが無さそうと思われるプロフィールを記入。

僕は正直に「転居のためメルカリで出品します」と記載して置きました。他にも「よく物を買い換えるので」とか「○○の理由で不要になったので」など。

理由がないことで「もしかして怪しいものでは?」と疑われても困ります。

出品商品個別に記載することも可能ですが、プロフィールにも書いて置くと吉。

ということで、登録をさっさと済ませて、さっそく出品して行きましょう。

>>メルカリへ登録する

メルカリ出品の流れ

メルカリ出品の流れ

送料をかけないようにーとか、こうすれば利幅を増やせるーとかいろんな情報が錯綜しておりますが、僕の判断基準は「面倒くさいかどうか」なので、一番面倒くさくないやり方だけ選んでいます。

写真撮影

出品する商品の写真を撮影します。

ルールは2つ。

  • 掲載できる写真は4枚
  • 正方形である

この中で、購入者が商品の状態を確認できるような画像を用意。

基本的には正面・横・後ろ(裏)+‪α‬の4枚でいいでしょう。

出品する商品によって、購入者が気になる情報は変わりますので、購入側の視点にたって必要な情報がわかるような写真を用意しましょう。

  • ブランドものならロゴ
  • 衣類ならサイズや汚れ、ダメージ具合
  • 家電なら付属品も一緒に撮影する など

場合によっては公式サイトや通販サイトにある画像・キャプチャを使って、商品の情報を伝えるのもいいでしょう。

どうしても4枚以上の画像が必要な場合は、4分割の画像を作るアプリなどを使用して4枚の写真を1枚としてアップします。

そして出来れば見栄えが良くなる写し方が出来るとなおよし。この撮影場所を作るのがやや面倒でした。

やはり、背景にゴチャゴチャしたものが写りこまない方が購入者としては見やすいですよね。あと、色合いがわかりやすいような明るさや照明も気にしてあげる。

ちなみに出品後に写真の変更や編集が可能です。僕も実際にコメントで「ロゴどんな感じですか?」と問い合わせがあったので、ロゴのアップ画像に差し替えをし、無事購入して頂けました。

商品タイトル

商品の情報をわかりやすく伝えます。

まず、商品タイトルは正式名称+‪α‬がおすすめ。

ブランド名などは検索にかかるようにアルファベットとカタカナの両方を記載するのがいいかと思います。

プラスアルファとして、補足情報を添える。色とかサイズとか。

購入者からすると、商品名称やブランド名だけで探すわけではありません。

Mサイズのコートが欲しい、黒いバッグが欲しいなど。

タイトルに入れておいた方が探す側にとって親切ですし、検索されて見てもらいやすいでしょう。

商品説明

商品の説明欄は、スペック情報ではなく商品の状態がわかる内容を書く。

2年ほど前にAmazonで購入し○回ほど使用、ここ半年はクローゼットに保管していました。
○○の部分に汚れがありますので、画像を参照してください。
その他は一般的な使用感はありますが、目立った傷や汚れはありません。

具体的な情報を書くのもいいですが、どのように使ってきたかを書くことで、相手側に商品の状態のイメージが伝わります。

のちのちにクレームにならないよう、事前に伝えておくべきことは隠さずに掲載しましょう。

アカウントにマイナス評価がつくと今後メルカリを利用する足枷になります。

値段設定

メルカリはフリマなので完全に言い値です。要は売れるのであればいくらでもOK

送料と手数料を引いて利益が出る値段で、かつ売れる値段に設定します。

一応ここで送料と手数料をざっと確認。

配送料
ネコポス
(A4サイズ・暑さ2.5cm以内)
送料195円
宅急便コンパクト
(コンパクト用の資材を購入)
専用資材65円
送料380円
宅急便
(任意サイズのダンボール)
送料はサイズによる
60サイズ600円〜160サイズ1500円
手数料
販売手数料10%

ざっくり、小物であれば500円くらい、ダンボールサイズなら1000円くらい(サイズによる)が販売価格から引かれて利益になると思えばいいです。

ダンボールに入るサイズの商品で3500円で売れたら、まぁ2000円ちょっとの利益になるなーと考えて値段を決めます。

ということで、メルカリに出品するなら少なくとも1000円以上で売れるものでないとほとんど利益は出ません。

小さいものなら数百円の利益が出せるとは思いますが、それだったら出品・発送する手間が勿体ないので捨てた方が早いです。

では、いったいいくらの値段をつけたら売れるのかというと、メルカリ内で同じ商品を見てみるのが早いですね。

出品予定の商品名で検索するとだいたい出てきます。その中で「売れたもの」がいくらになってるかを参考にしてください。

ついでに、その商品の説明文やコメント欄も参考にできますね。

もし、該当の商品が無ければ適当で良いです。「相場が存在しない」のでいくらにしようが誰も文句は言えません。

まぁ、自分が中古で買い取るならいくら出すかなーと考えてみるといいですね。

あ、そうそう。

メルカリは値引き交渉がまぁまぁ来るので、それを踏まえて上乗せした値段設定にしておいてもいいですね。

売れない時に値下げもできます。

最初からギリギリ安い値段にするのはもったいないです。

商品情報を選択

メルカリ出品商品情報を選択

見ればわかりますね。

配送料は送料込み、配送方法は特別理由がない限り「らくらくメルカリ便」を使用しましょう。

これで宛名書きとかが不要になりますし、匿名配送となるので楽。

ちなみに、らくらくメルカリ便はクロネコヤマト、ゆうゆうメルカリ便は郵便局。

これが、最も簡単で手間が少なくなります。

送料を発送者負担にする理由

送料は込み(出品者側の負担)とします。

なぜなら、そうしないと売れないから。

メルカリは梱包のサイズで送料が変わりますので、購入者負担にした場合は購入者側では送料がいくらになるのか分かりません。

このように不明点・不安点が増えるほどに物は売れなくなります。

もちろん、「〇〇サイズのダンボールに入れて送ります」などと明記して、購入者の心理的な不安を解消する方法はあります。

しかし、そんなことしてると逆にこちらも面倒くさいわけです。

おそらく、「送料はいくらになりますか?」というコメントも来るのでそれに対応するのも手間です。

もっと小さい箱で送れませんか?などと相手側から要望がくる可能性も予想できますし、めっちゃ面倒くさいですよね。

なので、お互いに余計なコストを払わなくていいように送料込みにしておくべきです。

あと、送料は出品者負担と言っても、発送するときに支払いは必要ないんですよね。売上から差し引かれる形になるので、売れる前にお金がかかることはありません。これとても便利。

売買交渉から購入

出品が完了したら、あとは売れるのを待ちます。

物によってはほんと秒で売れたりします。

コメントへの対応

コメントで質問が来ることがありますので適宜対応します。

コメント欄は全体公開となっており、かつ特定の人に対してのコメントは出来ません。

そのため、回答する場合は〇〇様とつけて誰に対するコメントなのか分かるようにするのが良い。

このコメントのやり取りは誰でも見られますので丁寧な対応を心がけます。

質問のやりとりを見て、全然違う人が買っちゃったりもしますので。

値下げ交渉への対応

メルカリあるあるの値下げ交渉です。

やってみた感想ですが、やはりメルカリは業者間のやりとりではなく、あくまでも素人同士の交渉です。

業者のように目標とする仕入れ値などを決めて動いているわけでなく、ただ「出来るだけ安く買いたいなー」くらいの温度感で交渉してきます。

ですので、利益を考えてギリギリの価格交渉みたいにはなりません。

相手の希望までは下げられないけど、ちょっとだけならいいよと値下げしてあげると「値下げできた」ことに満足して購入してくれたりします。

4800円の出品に対して、「4000円になりませんか?」とくる。

「送料・手数料もかかるので4000円は厳しいです。。ただ即決していただけるのであれば4500円にしますがいかがでしょうか。」てな具合。

  • こちらも送料がかかることを伝える
  • あなたがすぐ購入してくれるならという条件をつける
  • 適当に値引き

これで買ってくれます。

買い手にとっても値下げ交渉をしているうちに、本来の価格で他の人に買われてしまう可能性があるので、できればその場ですぐ決めたいのです。

実際に、交渉中に値下げする前に売れたこともあります。

もし、値下げ交渉をいっさい受け付けないのであれば、プロフィールや商品情報に記載しておきましょう。

商品の梱包

「商品が購入され、支払いがされました。発送してください。」

と通知が来ますので、これがきたらもう発送してOK。

梱包方法

たぶん、1番面倒くさいのが商品の梱包です。

なんで面倒くさいかというと、慣れていないことと、商品によって最適な梱包方法が違うしやり方が決まっていないから。

要は「どのように梱包すべきかが分からない」のが1番面倒。

梱包するにあたってのポイントは2つ。

  • 運搬中にものが痛まないように
  • なるべく小さいサイズで

これを満たすように、商品毎に最適な梱包方法を選びます。

ビニール袋やプチプチに包んで、中の物が汚れ・濡れ・いたみが無いようにして、適切なサイズのダンボールに入れればOK。

型崩れや、破損の危険がないものであればショッパー(ショッピングの袋)など、丈夫な紙袋でも大丈夫です。

詳しく知りたい場合は、「品物名 梱包」などで、発送の都度調べるのがいいです。「バッグ 梱包」とか。

検索すると詳しいサイトや、メルカリのQAが出てくるので参考になります。

ちなみに「メルカリ 梱包」とかで調べると、情報がゴチャゴチャで分かりにくい。ものによって梱包方法は異なるので品物名で調べるのがおすすめ。

必要な梱包資材

ざっくりこの辺の梱包資材があればなんとかなりそうなものを紹介。

小物は宅急便コンパクト

メルカリでは小物を送るときだけは、ヤマトの宅急便コンパクトが指定されています。

これだけは、発送の都度、コンビニや郵便居で必要分を購入しましょう。

ダンボール

ダンボールはものが入れば何でもOK。Amazonのダンボールとか家にあれば使ってしまいましょう。

ネットでも買えますが、10枚〜とかのまとめ売りしかありません。

単品で購入するのであれば、郵便局・ヤマト・佐川急便などの営業所で購入できます。

この中では佐川が一番安いかと。100サイズで150円ぐらい。

ガムテープ

特に説明はありませんが、ガムテープは必要。

布でも紙でもどっちでも可。

梱包用の透明なテープの方が印象がいいかもしれませんが、まぁ個人間取引には必要ないでしょう。

その辺のコンビニでガムテープをゲットしておく。

プチプチシート

プチプチがあると緩衝材や隙間埋めなど万能につかえて便利です。

ちゃんとしたエアバッグみたいなエアークッションもありますが、プチプチで十分でしょう。

あと、袋状のプチプチとかテープがついたものとかいろいろありますが、面倒なのでプチプチシート一枚持っておけばいい。

必要な形に切って使うのがいい。

100均でも売ってます。

OPPもしくは透明な袋

特に衣類を梱包する方法として使われるのがOPP袋。

透明で、口にシールがついているやつですね。服屋さんで買った商品がつつまれているやつ。

これ探してみたのですが、あんまり売ってませんでした。

100均で買えると書いてあるブログもありますが、僕の近所の100均にはありませんでした。他、スーパーとかにも置いてない。

品揃えが多めな100均一やホームセンター、東急ハンズなどで探さないと無いですね。

まぁ、普通に考えて一般人がOPPなんて使いませんからね。メルカリの登場で需要が増えただけで。

普通の透明ビニール袋で充分。ファミマのゴミ袋は「ゴミ袋」と書いてないのでおすすめ。

さすがに「ごみ袋 45L」て書いてるやつはアレですけど。

セロハンテープ

プチプチとかビニールをペッと止める用。

軽く止めておかないと運搬中に中でぐちゃぐちゃになりますからね。

コンビニに梱包コーナーができてた

コンビニに梱包資材・グッズコーナーみたいなのが出来てました。

一通り梱包に必要そうなものが揃ってました。

コンビニ梱包資材2

コンビニが取り組むということはそれだけ需要があると見込まれたということですからね。

フリマすごい。

しかし、メルカリの荷物発送やらの業務が増えて店員さんは大変ですよね。感謝。

発送は集荷がおすすめ

発送が想像以上に楽です。

僕は出品方法として集荷を選んでます。自分でコンビニや営業所に持ち込むのと比べて30円かかりますが、それでもおすすめ。

  • 選んだ時間に集荷に来てくれる
  • 梱包したダンボールを渡すだけ
  • 宛名を書いたり貼ったりも不要
  • その場で送料などの支払いも無し
  • サインとか捺印すら無し

集荷に来たクロネコヤマトさんに渡して、控えを貰うだけです。

玄関先で5秒で終わりますほんと。

宅配:ピンポーン!集荷にきました。
自分:このダンボールお願いします。
宅配:じゃこれ控えです。
自分:あざっす。

これで終わり。超楽。

発送が完了したらアプリで発送通知を送っておきます。

ついでに「発送しましたー」とメッセージを送っておくと印象が良いですね。

受け取り完了して売上が反映

送った商品が相手に届いて受け取られると、売上に反映されます。

メルカリ売上・振込申請

あとは振込申請をするなり、メルカリ内のポイントに使うなりご自由にどうぞ。

申請は毎週月曜日までに申請したものが、金曜日に振り込まれます。

ざっくり、今週出品して発送したものの売上が、最短で翌週の金曜日に振込まれるスケジュールです。

まとめ

文章で書くと結構長くなりましたが、やることは非常にシンプルです。

  • 写真とって出品
  • コメント対応しつつ売れる
  • 梱包してヤマトの集荷に出す
  • 売上ゲット

不用品があったら、定期的にメルカリに出しておくと臨時収入があります。

それと、意外と自分が欲しいものが掘り出し物として見つかるかもしれません。

なんか難しそうだなと手を出せていない人は是非やってみてください。

メルカリ:https://www.mercari.com/jp/

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