お酒で記憶をなくさないサプリを探している方におすすめなのが、海馬の働きを助けるサフランのサプリメント。サフランに豊富に含まれる抗酸化成分クロシンが、アルコールによる記憶形成の阻害を防ぐ。
私も20歳半ばから記憶を無くす頻度が増えていったタイプで、色々試した結果、サフランが最も効果を実感できた。完全に記憶障害を無くせるわけではないが、記憶を無くすまでの時間を1〜2時間ぐらい延命できる感覚がある。
「飲みすぎないようにする」「水を飲みながら」といった当たり前の対策ではなく、しっかり酒を楽しみながら記憶に残す方法として、サフランサプリが現実的な解決策だ。
手軽に摂取できるサプリは、酔いが回る前に飲んでおくのが効果的。コスパ重視なら高品質な海外製品を選び、常にカバンや財布に忍ばせておいて、飲む機会が訪れたらその場でサプリを取れるようにしておこう。
酒で記憶をなくさないサプリの結論
僕もお酒好きなんですが、20歳半ばくらいに始めて記憶を無くしてから、どんどん記憶を失う頻度が増えていったタイプです。
当然、「飲みすぎないようにする」とか「水を飲みながら」とかそんなくだらない話はしません。a
サフランサプリが最も効果的
結論としてはサフラン。
色々試してみたなかで実感でき、現在も続けているものです。
サフランの摂取方法は食べ物でもなんでもいいのですが、サプリタイプがおすすめ。常にカバンや財布に忍ばせておいて、飲む機会が訪れたらその場でサプリを取れるようにしておけます。

体感として1〜2時間の記憶延命効果
僕の体感としては、完全に記憶障害を無くせるわけではありませんが、記憶を無くすまでの時間を1〜2時間ぐらい延命できる感覚です。
1回分約140円として、140円で1〜2時間分の記憶を取り戻せるとしたら安いもんだろう。
僕の体感としては、完全に記憶障害を無くせるわけではありませんが、記憶を無くすまでの時間を1〜2時間ぐらい延命できる感覚です。
1回分150円ほどとして、150円で1〜2時間分の記憶を取り戻せるとしたら安いもんだろう。
是非試してみてください。
おすすめ商品と価格比較
サフランをサプリの形でとれる商品はなかなか無いので、日本メーカーは「サフランゴールド」がメインだと思います。
一回分ずつ小分けのパックになっているので、持ち運べます。
海外製品を選択すれば、サフランゴールドの半額以下で購入可能。中でも「Life Extension, Satiereal(サティリアル)配合オプティマイズサフラン」が、配合量を含めて最もコスパが良いです。

主要商品の比較:
- サフランゴールド:約4,180円(約140円/1回)- 日本製、持ち運び便利
- Life Extension Optimized Saffron:約3,099円(約52円/1回)- 海外製、高コスパ
- California Gold Nutrition サフラン:約3,570円(約60円/1回)- 海外製
現在は「Life Extension, Satiereal(サティリアル)配合オプティマイズサフラン」を使っています。容量が多くコスパが良い一方、海外サプリは品切れが多いのが難点。定期的にiHerbを覗いて在庫があればそのタイミングで買ってしまうのが良いでしょう。

では、一応なんでサフランなの?という話を続けます。
アルコールで記憶が飛ぶ仕組みとサフランの効果
記憶が残る仕組み
私たちの脳は、日常の出来事をどのように記憶しているのでしょうか。
まず、何か出来事が起こります。その後、脳は情報を整理し、重要なものを短期記憶に残します。
たとえば、「ゴミ袋を買う」という考えは、家を出るまでは短期記憶に留まりますが、実際に買い忘れてしまうことがあります。これは、情報が長期記憶に移行する前の段階です。
一方で、「ゴミ袋」という単語や「アサヒスーパードライ」といった名前は、長期記憶にしっかりと保存されます。このように、短期記憶から長期記憶への移行をコントロールしているのが、海馬と呼ばれる脳の一部です。
アルコールで海馬が働かなくなる
私たちの記憶を司る海馬は、アルコールの影響を強く受けます。アルコールを摂取すると、海馬が正常に機能しなくなるのです。
詳細な神経科学的な説明(神経細胞ネットワーク、シナプス、NMDA受容体など)は複雑になるため、ここでは省略しますが、要するにアルコールによって海馬の記憶処理機能が乱れるということです。
具体的には、アルコールを大量に摂取すると、海馬が「これは短期記憶に留めておくべき」とか「これは重要なので長期記憶に移すべき」といった判断を誤りやすくなります。これがアルコール性健忘症の原因となります。
記憶障害の症状:
- 短期記憶の障害:酔っ払って何度も同じ話を繰り返す状態
- 長期記憶への移行障害:「昨日は普通に飲んでいた」と言われるものの、本人には記憶がない状態
これはあくまで大まかな説明ですが、アルコールが海馬に及ぼす影響を理解する一助になるでしょう。
クロシンが海馬の機能障害を抑制する
アルコールによる海馬の機能障害を抑える効果があるのが、クロシンという成分です。アルコールが海馬の機能を低下させようとするのを、クロシンが阻止するイメージです。
つまり、アルコールを飲む際にクロシンを摂取することで、海馬が正常に機能を維持し、アルコール性健忘症を予防することが期待できます。
この「クロシン」が含まれている食品がサフランなのです。サフランに含まれるクロシンは、アルコール摂取時の海馬の保護に有効とされています。このことから、お酒を楽しむ際にサフランの摂取が推奨される理由がわかりますね。

サフラン(クロシン)を摂取する方法
食べ物からサフランを摂取する
サフランは調味料としてパエリアやインドカレーの鮮やかな黄色に使われています。これらの料理を通じてサフランを摂取することは可能ですが、実際には「飲み会の前にサフランライスを食べる」というのは現実的ではありません。
調味料として使用されるサフランの量は限られているため、記憶障害対策に必要な量を食事だけで摂るのは困難です。さらに、飲みながらサフランパウダーを振りかけるといった方法も実用的とは言えません。

現実的に使えるのはサプリメント
サフランサプリが最も実用的な摂取方法です。サプリメントの利点は明確で、携帯性、保存性、そして即座に摂取できる点にあります。
サプリのメリット:
- 持ち運べる
- 保存できる
- いつでもどこでも飲める
私の場合、常にカバンの中にサフランサプリを入れて持ち歩いています。飲み会前に飲むつもりでも忘れてしまうことがあるため、常時携帯しておくことで必要な時にすぐ摂取できるようにしています。
特にシャンパンやテキーラ(ショット系)を摂取すると記憶を失いやすい傾向があるため、「テキーラを飲む流れになったな」と感じた時は、その場でサフランサプリを摂るというルールを設けています。
コンビニでサフランを入手する方法
コンビニではサフランサプリは通常扱われていませんが、外出先で急に記憶対策が必要になった場合の選択肢はいくつかあります。
サフランライスやカレーを活用
コンビニやファミレスでサフランライスを使った料理を探してみましょう。黄色い米を使ったカレーやパエリア風の商品がある場合、それらにはサフランが使用されている可能性があります。
ただし注意が必要なのは、「タンドリーチキン風」のように色だけでサフランが使用されていない商品もある点です。商品説明を確認するか、店員に確認してみることをおすすめします。
サフランパウダーの直接摂取
もしコンビニの調味料コーナーでサフランパウダーを発見した場合、漢方薬のようにそのまま摂取する方法もあります。味が気になる場合は、ジュースや味噌汁に混ぜると飲みやすくなります。
居酒屋に行く際は、料理に直接振りかけることも可能です。
ビタミンB・Cドリンクとの併用
サフランが手に入らない場合は、アルコールの代謝を促進するビタミン系ドリンクを活用しましょう。コンビニで入手できる代替手段:
- チョコラBB(ビタミンB群)
- キレートレモン(ビタミンC)
- その他のビタミンドリンク
これらは根本的な記憶障害対策にはなりませんが、アルコール代謝をサポートすることで二次的な効果が期待できます。
酒で記憶をなくさないサプリ比較
一般的に購入できるサフランのサプリメントを比較してみました。日本国内で最も購入しやすい商品がサフランゴールドですが、コスパはあまりよくありません。海外製のサプリを選択すれば、サフランゴールドの半額以下で購入できます。
日本製サプリメント
サフランゴールドの効果と価格
サフランゴールドは日本で最も入手しやすいサフランサプリです。森川健康堂が製造しており、3粒あたり60mgのサフラン末を配合しています。
現在の価格は約4,180円(90粒入り)で、1回分あたり約139円となります。元の記事執筆時より価格が下がっており、以前より購入しやすくなっています。
筆者の体感としては、完全に記憶障害を無くせるわけではありませんが、記憶を無くすまでの時間を1〜2時間ぐらい延命できる感覚です。1回分139円として、139円で1〜2時間分の記憶を取り戻せるとしたら安いものだろう。
一回分ずつの小分けパックのメリット
サフランゴールドの最大の利点は一回分ずつ小分けのパックになっていることです。この特徴により以下のメリットがあります:
持ち運びの利便性:
- カバンや財布に忍ばせておける
- 飲む機会が訪れたらその場でサプリを取れる
- 外出先での急な飲み会にも対応可能
筆者は常にカバンの中にサフランのサプリメントを入れて持ち歩いています。飲み会の前に飲むつもりでも、忘れてしまうことがあるので、常時携帯しておくことで、必要な時にすぐに摂取できるようにしています。
海外製サプリメント
Life Extension Optimized Saffronの特徴
Life Extension社のOptimized Saffronは、現在筆者が愛用している商品です。Satiereal配合で88.25mgのサフラン成分を含有しており、サフランゴールドよりも高配合となっています。

このサプリの特徴として、記憶保護以外の効果も期待できる点があります。海外のレビューでは気分改善や食欲抑制効果についても言及されており、多面的な効果が報告されています。
コスパと配合量の比較
Life Extension製品は圧倒的にコスパが良いです。配合量を含めて最もコストパフォーマンスに優れており、継続使用を考える場合は海外製品が経済的です。
海外サプリの特徴:
- 安くて高品質
- Amazonや楽天で購入できるとは限らない
- 基本的にはiHerbで購入
- 人気商品は品切れが多い
iHerbでの購入方法
定期的にiHerbを覗いて在庫があればそのタイミングで買ってしまうのが良い戦略です。人気商品のため品切れが頻発するので、見つけたときにまとめ買いしておくことをおすすめします。
iHerbでは初回購入割引やリピーター向けの割引制度もあり、Amazon等よりもさらに安く購入できる場合があります。
サプリ比較表(価格・配合量・コスパ)
サプリ | 配合量 | 価格(変動あり) | 1回あたり |
---|---|---|---|
サフランゴールド | 60mg | 約4,180円 | 約139円 |
Life Extension Optimized Saffron | 88.25mg | 約3,100円 | 約52円 |
California Gold Nutrition Affron | 28mg | 約3,570円 | 約60円 |
NOW Foods サフラン | 50mg | 約2,870円 | 約48円 |
中でも**「Life Extension Optimized Saffron」が、配合量を含めて最もコスパが良い**です。サフランゴールドと比較すると、1回あたりのコストが約3分の1となっており、長期継続を考えるなら圧倒的にお得です。
ただし、携帯性を重視するなら日本製のサフランゴールド、コスパを重視するなら海外製のLife Extension製品という使い分けが現実的でしょう。
在庫があればこれが良い


お酒で記憶を無くさない方法 FAQ
- お酒で記憶を無くす=ブラックアウト?
-
そ
- 肝臓を助ける食べ物を摂取すると良い?
-
良い訳ねーだろ。
たんぱく質を豊富に含んでいる食べ物は肝臓を働かせる。タコ・イカは胆汁の分泌を促進させ、アルコールの代謝に必要な酵素の作用を助けるタウリンを豊富に含むから良い。
だからどうした。それで酔いをコントロールできた人間おらんやろ。
すべて机上の空論だ。事件は酒場で起きている。 - 水分摂取すると良い?
-
そりゃ良いよ。
ただ、これだと弱い酒を大量に飲んでるのと同じなんだよな。例えば、アルコール度数10%の酒を飲んで、同量の水を一緒に飲んだとする。・酒:度数10%を250ml
・水:度数0%を250ml
・合計:度数5%を500mlつまり、腹の中で薄いカクテルに作りなおしてるわけだ。
最初から「度数が低い酒を選んで飲むのと変わらん」わけで本質的な解決にはなっていない。
とは言え、血中のアルコール濃度を下げるには水で薄めるしかないので、ヤバくなりそうな時は水は飲もう。 - トマトジュースを飲むと酔わない?
-
アサヒグループとカゴメの共同研究により「お酒を飲むときにトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下する」という評価を出している。が、懸念点がいくつか。
・アサヒとカゴメのポジトーク研究である可能性
・10年以上前(2012年)の研究である
・トマトでアルコールが代謝される仕組みは推定段階トマト食べてみて効果が実感できるのであれば取り入れていいと思う。レッドアイだと酔いにくいかどうかテストしてみたり。
ちなみに僕はトマトジュース苦手なのでトマトを食べるしかない。

お酒の記憶障害とサフランまとめ
巷で言われる対処方法は、結局「体内のアルコール濃度を下げる」みたいな方向性です。だったら最初から「酒を控えろ」「ほろ酔いだけ飲め」と言っているのと同じ。
「ほろ酔い」だったら確かに記憶はなくしませんが、酔えないので酒を飲んでいる意味がないんだよボケと言いたい。ほろ酔いなら24時間飲めるわ。スポドリだろ。
ということで、今のところちゃんと酒を飲みつつ記憶障害に対応する方法はサフランしか見つけられていません。
せっかく楽しい飲み会なので記憶に残しておきたいですよね。
是非お試しあれ。
脚注:
- サフラン抽出物とその成分クロシンが、慢性脳低灌流を起こしたラットの認識能力と空間記憶にどのような影響を与えるかを調査しています。ラットに慢性脳低灌流を引き起こした後、異なる量のサフラン抽出物とクロシンを投与し、Morris水迷路テストを用いて空間学習と記憶を評価しました。結果は、サフラン抽出物とクロシンがラットの空間記憶と認知能力を有意に改善することを示しており、これらの改善はこれらの化合物の抗酸化特性に関連している可能性があります。
Effects of saffron (Crocus sativus L.) and its active constituent, crocin, on recognition and spatial memory after chronic cerebral hypoperfusion in rats – PubMed ↩︎ - サフランの成分が記憶力と学習能力に及ぼす可能性のある肯定的な影響を強調しています。具体的には、サフランの抗酸化特性と神経保護効果が、記憶障害や認知症の予防と治療に役立つ可能性があることが示唆されています。これは、神経細胞の保護や脳機能の改善を通じて達成されると考えられています。
Crocus sativus L.: A comprehensive review – PubMed
↩︎ - サフラン(Crocus sativus L.)の活性成分であるクロシンがラットの認識および空間記憶に与える影響を調査しています。この研究では、クロシン(15mg/kgと30mg/kg)が通常のラットにおいて、認識記憶の遅延依存性の欠陥を改善し、情報の保存および/または検索を調整する可能性が示唆されています。さらに、クロシンの投与はスコポラミンによって誘発された空間的な水迷路テストのパフォーマンスの欠陥を軽減することも示されています。これらの結果は、クロシンが記憶を強化し、認識および空間記憶のメカニズムに関与することを示唆しています。Effects of the active constituents of Crocus sativus L., crocins on recognition and spatial rats’ memory – PubMed ↩︎
サフランと酒・記憶に関して言及のある書籍:
