お酒で記憶をなくさない方法|対策はサフランのサプリしかない

お酒を飲んで記憶をなくすのが嫌な人向けの記事。

僕もお酒好きなんですが、20歳半ばくらいに始めて記憶を無くしてから、どんどん記憶を失う頻度が増えていったタイプです。

当然、「飲みすぎないようにする」とか「水を飲みながら」とかそんなくだらない話はしません。

結論としてはサフラン

色々試してみたなかで実感でき、現在も続けているものです。

サフランの摂取方法は食べ物でもなんでもいいのですが、サプリタイプがおすすめ。

常にカバンや財布に忍ばせておいて、飲む機会が訪れたらその場でサプリを取れるようにしておけます。

で、サフランをサプリの形でとれる商品はなかなか無いので、日本メーカーはサフランゴールドくらいだと思います。

一回分ずつ小分けのパックになっているので、持ち運べます。

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僕の体感としては、完全に記憶障害を無くせるわけではありませんが、記憶を無くすまでの時間を1〜2時間ぐらい延命できる感覚です。

1回分150円ほどとして、150円で1〜2時間分の記憶を取り戻せるとしたら安いもんだろう。

是非試してみてください。

森川健康堂
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2023-11-21 追記

現在は「Life Extension, Satiereal(サティリアル)配合オプティマイズサフラン」を使っています。

容量が多くコスパが良い
ライフエクステンション(Life Extension)
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では、一応なんでサフランなの?という話を続けます。

目次

アルコールで記憶が飛ぶ仕組み・メカニズムをざっくり

記憶が残る仕組み

私たちの脳は、日常の出来事をどのように記憶しているのか?

  1. 何か物事が起こる
  2. 情報が整理されて短期記憶に残る
  3. その中でも重要なものが長期記憶として残る

まず、何か出来事が起こります。その後、脳は情報を整理し、重要なものを短期記憶に残します。

たとえば、「ゴミ袋を買う」という考えは、家を出るまでは短期記憶に留まりますが、実際に買い忘れてしまうことがあります。これは、情報が長期記憶に移行する前の段階です。

一方で、「ゴミ袋」という単語や「アサヒスーパードライ」といった名前は、長期記憶にしっかりと保存されます。このように、短期記憶から長期記憶への移行をコントロールしているのが、海馬と呼ばれる脳の一部です。

アルコールで海馬が働かなくなる

私たちの記憶を司る海馬は、アルコールの影響を強く受けます。アルコールを摂取すると、海馬が正常に機能しなくなるのです。

詳細な神経科学的な説明(神経細胞ネットワークが〜シナプスが〜NMDA受容体 N-メチル-D-アスパラギン酸受容体が〜)は複雑になるため、ここでは省略しますが、要するにアルコールによって海馬の記憶処理機能が乱れるということです。

この機能がおかしくなる
  • 海馬さん「あ、これ短期記憶に残そ」
  • 海馬さん「これ大事っぽから長期記憶に残したほうがいいかも」

具体的には、アルコールを大量に摂取すると、海馬が「これは短期記憶に留めておくべき」とか「これは重要なので長期記憶に移すべき」といった判断を誤りやすくなります。これがアルコール性健忘症の原因となります。

たとえば、酔っ払って何度も同じ話を繰り返す人は、その時点で短期記憶さえも正常に機能していない状態です。また、「昨日は普通に飲んでいた」と言われるものの、本人には記憶がない状態は、短期記憶は働いていても長期記憶への移行がうまく行っていない状態を表しています。

これはあくまで大まかな説明ですが、アルコールが海馬に及ぼす影響を理解する一助になるでしょう。

クロシンが海馬の機能障害を抑制する

アルコールによる海馬の機能障害を抑える効果があるのが、クロシンという成分です。アルコールが海馬の機能を低下させようとするのを、クロシンが阻止するイメージです。つまり、アルコールを飲む際にクロシンを摂取することで、海馬が正常に機能を維持し、アルコール性健忘症を予防することが期待できます。

クロシンを含む代表的な食品はサフランです。サフランに含まれるクロシンは、アルコール摂取時の海馬の保護に有効とされています。このことから、お酒を楽しむ際にサフランの摂取が推奨される理由がわかりますね。

このクロシンが含まれている食品がサフランなのです。123

https://x.com/daisukesuzuki_/status/24016106356219905?s=20

サフラン(クロシン)を摂取する方法

食べ物からサフランを摂取する

サフランの摂取方法は多岐にわたりますが、食べ物を通じて摂取するのが一般的です。例えば、インドのカレーやパエリアの鮮やかな黄色は、サフランによるものです。このサフランは調味料としても広く利用されています。

しかし、実際には「飲み会の前にサフランライスを食べる」というのは実践しにくいかもしれません。確かにサフランを食事で摂取するのは理想的ですが、実際には量が限られているため、必要な量を摂るのは難しいのです。さらに、調味料として持ち歩き、飲みながら摂取するのも現実的ではありません。

これらの理由から、サフランの摂取にはサプリメントが推奨されることが多いのです。

現実的に使えるのはサプリメント

前述の通り、サフランを摂取する最も実用的な方法はサプリメントです。サプリの利点は明らかです。携帯が容易で、保存がしやすく、いつでもどこでも手軽に摂取できます。

サプリのメリット
  • 持ち運べる
  • 保存できる
  • いつでもどこでも飲める

これらはサプリメントの一般的なメリットですが、アルコール性健忘症への対策としても非常に有効です。

私の場合、常にカバンの中にサフランのサプリメントを入れて持ち歩いています。飲み会の前に飲むつもりでも、忘れてしまうことがあるので、常時携帯しておくことで、必要な時にすぐに摂取できるようにしています。

また、記憶を失うかどうかは飲むアルコールの量や種類によって異なります。私の経験から、特にシャンパンやテキーラ(ショット系)を摂取すると記憶を失いやすい傾向にあります。そのため、飲み始めて「テキーラを飲む流れになったな」と感じたときは、その場でサフランのサプリメントを摂る、というルールを自分に設けています。

外出時コンビニでサフランを入手できるか

私の知る限り、コンビニではサフランのサプリメントは通常扱われていません。しかし、外出先で急に記憶対策が必要になることもあるでしょう。そんな時の選択肢は限られていますが、いくつか方法はあります。

まず考えられるのは、サフランライスを食べることです。例えば、カレーやパエリアで使用されている黄色い米がそれです。ただし、外食する際は「タンドリーチキン風」のように、色だけでサフランが使用されていない可能性もあるので、注意が必要です。

もう一つの方法は、サフランパウダーを直接摂取することです。もしコンビニの調味料コーナーでサフランパウダーを見つけたら、漢方薬のようにそのまま摂取するのも一案です。味が合わない場合は、ジュースや味噌汁に混ぜると飲みやすくなります。また、居酒屋に行く際は、メニューに直接振りかけることもできます。

さらに、アルコールの代謝を促進するために、ビタミンBやビタミンCを含むドリンクを併用することも効果的です。例えば、チョコラBBやキレートレモンなどがおすすめです。

サフラン サプリ 比較

サプリ配合量価格 ※変動あり
サフランゴールド60mg約4400円
(147円/1回)
Life Extension, Satiereal(サティリアル)配合オプティマイズサフラン88.25mg約3120円
(52円/1回)
California Gold Nutrition, Affron(アフロン)入りサフランエキス28mg 約3570円
(60円/1回)
NOW Foods サフラン50mg約2870円
(48円/1回)

一般的に購入できるサフランのサプリを比べてみました。

日本国内で最も購入しやすい商品がサフランゴールドですが、コスパはあまりよくありません。

海外製のサプリを選択すれば、サフランゴールドの半額以下で購入できます。中でも「Life Extension, Satiereal(サティリアル)配合オプティマイズサフラン」が、配合量を含めて最もコスパが良いです。

海外サプリの特徴
  • 安くて高品質
  • Amazonや楽天で購入できるとは限らない
  • 基本的にはiHerbで購入
  • 人気商品は品切れが多い

定期的にiHerbを覗いて在庫があればそのタイミングで買ってしまうのが良い。

在庫があればこれが良い

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iherb レビュー

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お酒で記憶を無くさない方法 FAQ

一般的に「お酒を飲んで記憶無くさない方法」として認知されている手段について回答。

お酒で記憶を無くす=ブラックアウト?

そんな呼び方しない。
ブラックアウトは記憶喪失や意識喪失に陥る状態のこと。つまり「目の前が真っ暗になる」ことを示唆した呼び名。例えば航空機パイロットが高Gによって脳の血流が不足して意識喪失するときなんかに使われる。
また、電気・電波が停止し電化製品が機能停止することもブラックアウトと呼ぶ。パソコンの画面が真っ暗になるなどの状況。
テレビやその辺のクソメディアはいちいち「ブラックアウト」とか特殊な呼び名・専門用語・業界用語を使いたがる。ガチで命かけてる職業や世の中を回してるインフラ業界の人たちが使ってる言葉を酒飲みが横取りするのは失礼だ。普通に「酒で記憶なくす」と言え。カッコつけんな。

肝臓を助ける食べ物を摂取すると良い?

良い訳ねーだろ。
たんぱく質を豊富に含んでいる食べ物は肝臓を働かせる。タコ・イカは胆汁の分泌を促進させ、アルコールの代謝に必要な酵素の作用を助けるタウリンを豊富に含むから良い。
だからどうした。それで酔いをコントロールできた人間おらんやろ。
すべて机上の空論だ。事件は酒場で起きている。

水分摂取すると良い?

そりゃ良いよ。
ただ、これだと弱い酒を大量に飲んでるのと同じなんだよな。例えば、アルコール度数10%の酒を飲んで、同量の水を一緒に飲んだとする。

・酒:度数10%を250ml
・水:度数0%を250ml
・合計:度数5%を500ml

つまり、腹の中で薄いカクテルに作りなおしてるわけだ。
最初から「度数が低い酒を選んで飲むのと変わらん」わけで本質的な解決にはなっていない。
とは言え、血中のアルコール濃度を下げるには水で薄めるしかないので、ヤバくなりそうな時は水は飲もう。

トマトジュースを飲むと酔わない?

アサヒグループとカゴメの共同研究により「お酒を飲むときにトマトを一緒に食べることで、血中のアルコール濃度が低下する」という評価を出している。が、懸念点がいくつか。

・アサヒとカゴメのポジトーク研究である可能性
・10年以上前(2012年)の研究である
・トマトでアルコールが代謝される仕組みは推定段階

トマト食べてみて効果が実感できるのであれば取り入れていいと思う。レッドアイだと酔いにくいかどうかテストしてみたり。
ちなみに僕はトマトジュース苦手なのでトマトを食べるしかない。

お酒の記憶障害とサフランまとめ

巷で言われる対処方法は、結局「体内のアルコール濃度を下げる」みたいな方向性です。だったら最初から「酒を控えろ」「ほろ酔いだけ飲め」と言っているのと同じ。

ほろ酔いだったら確かに記憶はなくしませんが、酔えないので酒を飲んでいる意味がないんだよボケと言いたい。ほろ酔いなら24時間飲めるわ。スポドリだろ。

ということで、今のところちゃんと酒を飲みつつ記憶障害に対応する方法はサフランしか見つけられていません。

せっかく楽しい飲み会なので記憶に残しておきたいですよね。

是非お試しあれ。

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動画版

脚注:

  1. サフラン抽出物とその成分クロシンが、慢性脳低灌流を起こしたラットの認識能力と空間記憶にどのような影響を与えるかを調査しています。ラットに慢性脳低灌流を引き起こした後、異なる量のサフラン抽出物とクロシンを投与し、Morris水迷路テストを用いて空間学習と記憶を評価しました。結果は、サフラン抽出物とクロシンがラットの空間記憶と認知能力を有意に改善することを示しており、これらの改善はこれらの化合物の抗酸化特性に関連している可能性があります。
    Effects of saffron (Crocus sativus L.) and its active constituent, crocin, on recognition and spatial memory after chronic cerebral hypoperfusion in rats – PubMed ↩︎
  2. サフランの成分が記憶力と学習能力に及ぼす可能性のある肯定的な影響を強調しています。具体的には、サフランの抗酸化特性と神経保護効果が、記憶障害や認知症の予防と治療に役立つ可能性があることが示唆されています。これは、神経細胞の保護や脳機能の改善を通じて達成されると考えられています。
    Crocus sativus L.: A comprehensive review – PubMed
    ↩︎
  3. サフラン(Crocus sativus L.)の活性成分であるクロシンがラットの認識および空間記憶に与える影響を調査しています。この研究では、クロシン(15mg/kgと30mg/kg)が通常のラットにおいて、認識記憶の遅延依存性の欠陥を改善し、情報の保存および/または検索を調整する可能性が示唆されています。さらに、クロシンの投与はスコポラミンによって誘発された空間的な水迷路テストのパフォーマンスの欠陥を軽減することも示されています。これらの結果は、クロシンが記憶を強化し、認識および空間記憶のメカニズムに関与することを示唆しています。Effects of the active constituents of Crocus sativus L., crocins on recognition and spatial rats’ memory – PubMed ↩︎

サフランと酒・記憶に関して言及のある書籍:

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