ウィークリーマンションとビジネスホテル、結局どっちが安いのか分からず、料金表を見比べても判断できない。「初期費用を含めると同じくらいでは?」「ホテルの方が楽そうだけど、本当はもっと節約できるのでは?」と迷っているうちに時間だけが過ぎてしまう。
この迷いの原因は、料金体系の複雑さと情報の古さです。長期割引や初期費用の仕組みが分かりにくく、ネット上の情報は数年前のものが多いため、2025年現在の正確な相場が掴めません。
私は実際に1ヶ月半ウィークリーマンションに住んだ経験があり、この記事では2025年最新の料金相場データと実体験を基に、両者の違いを解説します。期間別の料金比較表、主要業者の特徴、設備やサービスの違いなど、判断に必要な情報を網羅しています。
この記事を読めば、自分の滞在期間に最適な選択肢が明確に分かり、無駄なコストを払わずに済みます。
結論から言うと、1ヶ月以上ならウィークリーマンションが30~40%安く、1~2週間程度ならビジネスホテルが柔軟です。あなたの状況に最適な選択を見つけていきましょう。
ウィークリーマンションとビジネスホテルどっちが安い?【結論】
1ヶ月以上の滞在ならウィークリーマンションが30~40%安いです。一方、1~2週間程度の短期滞在ならビジネスホテルの方が柔軟で使いやすいケースもあります。
実際に1ヶ月半ウィークリーマンションに住んだ経験から、料金だけでなく使い勝手も含めて比較すると以下のような結論になります。
📊 期間別の選び方の目安:
- 3日以内:ビジネスホテル(手軽さ重視)
- 1週間:ほぼ同額だが、ビジネスホテルが柔軟
- 1ヶ月:ウィークリーマンションが月3~7万円安い
- 3ヶ月以上:ウィークリーマンション(長期割引でさらにお得)
次のセクションで、具体的な料金比較と選び方を詳しく解説します。
料金比較表:期間別のコスト比較
2025年現在の東京都心における料金相場を比較すると、明確な差があります。
| 滞在期間 | ウィークリーマンション | ビジネスホテル | 価格差 |
|---|---|---|---|
| 1日 | 5,000~8,000円 | 7,000~10,000円 | ほぼ同等 |
| 1週間 | 40,000~70,000円 | 49,000~70,000円 | ほぼ同等 |
| 1ヶ月 | 140,000~180,000円 | 213,000~349,200円 | 3~17万円安い |
| 3ヶ月 | 360,000~486,000円 | 639,000~1,047,600円 | 28~56万円安い |
※ウィークリーマンションは長期滞在割引適用後の料金。別途クリーニング代1~2万円が必要。
💡 主要ビジネスホテルの月額料金例(30泊):
- ホテルルートイン東京蒲田:約213,000円(朝食無料・大浴場完備)
- 東急ステイ西新宿:約349,200円(洗濯乾燥機・ミニキッチン付き)
- アパホテル:約216,000~285,000円(VOD見放題)
1ヶ月を超える滞在では、ウィークリーマンションの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いことがわかります。ただし、ビジネスホテルは前払い不要で予約変更も柔軟なため、予定が流動的な場合は選択肢になります。
ウィークリーマンションとは
ウィークリーマンションは、必要な期間だけ借りられる短期型の家具付きマンションです。
通常の賃貸は2年契約が基本ですが、ウィークリーマンションは1日単位から借りられる物件も増えています。1週間単位のものをウィークリー、1ヶ月単位のものをマンスリーと呼びますが、実際には同じサービスを指すことがほとんどです。
🏢 契約形態の特徴:
- レオパレス21のような短期契約専門物件
- 通常の賃貸マンションを業者が借り上げて又貸し
- 見た目は普通の賃貸マンションと同じ
- 同じマンション内に一般の賃貸住民とマンスリー利用者が混在することも
ウィークリーマンションの料金相場(2025年)
東京都心の料金相場は以下の通りです。
📍 東京23区中心部の相場:
- 1日あたり:5,000~8,000円
- 1週間:40,000~70,000円
- 1ヶ月:140,000~180,000円
料金の内訳は主に3つです。
💰 料金構成:
- 賃料
- 管理費(1日1,000円程度の固定)
- 水道光熱費(固定料金)
管理費や光熱費は定額制で、使い放題です。ネット環境がある場合は管理費に含まれていることが多く、追加料金は不要です。
長期滞在するほど割引が適用されるのが一般的で、3ヶ月以上の利用で15~20%程度の割引が入ります。
⚠️ 別途かかる費用:
- クリーニング代:1~2万円程度
- 敷金・礼金:不要(これが通常の賃貸との大きな違い)
駅近の高級物件では月額149,000~250,000円のものもありますが、郊外エリアや格安路線なら月額99,000円以下の物件も存在します。
ウィークリーマンションの契約形態
ウィークリーマンションの契約は賃貸借契約ではなく、宿泊契約に近い形態です。
レオパレス21のように短期契約で貸すことを前提としている物件もあれば、通常の賃貸マンションをマンスリーマンション運営会社が借りており、それを宿泊者に又貸ししているケースもあります。
見た目は普通の賃貸マンションと全く同じで、同じマンションの中に賃貸で住んでいる人とマンスリー契約で住んでいる人が混在している場合も普通にあります。
✅ 契約上の特徴:
- 一般的な入居審査なし
- 先払い制のため支払い能力審査は不要
- 金融ブラックやニートでも宿泊費を払えば入居可能
- WEB・電話だけで即日入居可能
ビジネスホテルの宿泊に特別な審査がないのと同じ理屈です。
主要なウィークリーマンション業者
2025年現在、レオパレス21以外にも複数の事業者が市場に参入しています。
🏢 グッドステイ(グッド・コミュニケーション運営)
分譲マンションの借上型により一般賃貸同等の広さを確保している業者です。
サービスの特徴:
- 24時間メンテナンスデスク+緊急サポート体制完備
- テレワーク対応物件が豊富で、Wi-Fi無料
- 大型物件で複数名同時入居可能
- ビジネス利用が約80%を占める
💰 マンスリー48
格安路線の代表的な業者です。
価格とサービス:
- 月額58,000~86,000円の格安価格帯
- 水道光熱費・Wi-Fi費用コミコミ
- 初期費用わずか3万円
- 敷金・礼金・契約手数料ゼロ
🌟 リブマックス(LiVEMAX)
全国展開の大手業者で物件数が豊富です。
サービスの特徴:
- 全国20,000室以上の物件数
- 法人リピート率80%以上
- 年中無休対応
- 月額145,000~390,000円と幅広い価格帯
- テレワーク・ワーケーション向け物件充実
👩 コンシェルマンスリー(東京コンシェルジュ)
女性向けブランドで安心・安全に特化しています。
サービスの特徴:
- 女性向けで安心・安全に特化
- 月額128,000~149,000円の駅近物件
- コンシェルジュサービスで親身なサポート
🚉 ユニオンマンスリー
首都圏最安値水準を誇る業者です。
価格とサービス:
- 東京都内で2,100件以上の物件数
- 月額50,000~120,000円で首都圏最安値水準
- すべての物件が最寄駅から徒歩圏内
- 即日入居対応、24時間サポート
最新のウィークリーマンション事情
2025年現在、ウィークリーマンション市場は大きく進化しています。
📶 Wi-Fi環境とテレワーク対応の標準化
全室無料Wi-Fi完備がスタンダード化しました。デスク・椅子・電話回線などテレワーク環境が当たり前になっています。リブマックスなど高級物件では光熱費込みのプランも浸透しています。
コロナ禍以降のテレワーク需要の高まりにより、ビジネス利用が約80%を占める状況になっており、業者側も設備投資を進めています。
⏰ 1日単位での利用柔軟化
従来の7日単位から1日単位での利用が可能な物件が大幅に増加しました。旅館業法改正に対応した短期利用オプションも充実しています。
これにより、「3日だけ借りたい」「10日間だけ」といった細かいニーズにも対応できるようになりました。
💸 長期利用割引の強化
長期滞在の割引制度が以前より充実しています。
割引の目安:
- 3ヶ月以上で10~20%の割引
- 6ヶ月以上でさらに15~20%削減
- ショートプラン(1ヶ月未満)と比べてロングプラン(7ヶ月以上)は1日あたり1,000~2,000円程度の差
長く借りるほど1日あたりの単価が下がる仕組みが定着しています。
🛋️ 設備の標準装備化
以前は物件によってバラつきがあった設備も標準化が進んでいます。
ほぼ全物件で標準装備:
- 洗濯乾燥機
- 電子レンジ
- ミニキッチン(一部)
- 加湿空気清浄機
ビジネスホテルには無い洗濯機や一人暮らしサイズの冷蔵庫、電子レンジなどが揃っているのが、ウィークリーマンションの大きなメリットです。
🎁 キャンペーン・割引の活発化
各社が差別化のためにキャンペーンを展開しています。
よくあるキャンペーン:
- 清掃費50%オフ
- 初期費用割引(3,000~30,000円オフ)
- 寝具無料提供
業者間の競争が激化しているため、申込前に複数社のキャンペーンを比較するとお得に利用できます。
ビジネスホテルの長期滞在プラン
ビジネスホテルも長期滞在に対応していますが、料金面ではウィークリーマンションに劣ります。
旅行や出張で数日間ビジネスホテルを利用することはよくありますが、そのビジネスホテルも数週間~数ヶ月の期間連続で宿泊することが可能です。
ビジネスホテル長期滞在の料金相場(2025年)
東京都内のビジネスホテルで長期滞在する場合の料金相場です。
| ホテル名 | 1泊あたり | 月額換算(30泊) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ホテルルートイン東京蒲田 | 7,100円 | 約213,000円 | 朝食無料・大浴場完備 |
| 東急ステイ西新宿 | 11,640円 | 約349,200円 | 洗濯乾燥機・ミニキッチン |
| イチホテル東京八丁堀 | 7,500円程度 | 約225,000円 | Wi-Fi無料・ミラブルシャワー |
| アパホテル | 7,200~9,500円 | 約216,000~285,000円 | 連泊清掃オプション・VOD見放題 |
基本的には1泊分の料金×滞在日数分がかかると思っておいた方が良いでしょう。
長期で宿泊するからといって、1日あたりの値段が極端に安くなることはありません。あっても、せいぜい「◯日以上の長期は1割引します」程度です。
ビジネスホテルの長期滞在割引の実態
2025年現在、ビジネスホテル各社も長期滞在プランを用意していますが、割引幅は限定的です。
📅 主流化する定額プラン
大手チェーンでは長期滞在向けの定額プランが登場しています。
主な定額プラン:
- 東急ステイ:7連泊以上で固定料金設定
- ルートインホテルズ:30泊以上で朝食・大浴場完備
- アパホテル:13時チェックイン~翌13時チェックアウトで最大24時間滞在可能
ただし、通常1泊10,000円前後のビジネスホテルは長期割引後でも7,000~8,000円程度が下限です。ウィークリーマンション(月額140,000~180,000円÷30日≒4,600~6,000円/日)よりは高コストになります。
🧹 連泊清掃の柔軟化
環境配慮から、連泊時は希望制の清掃に切り替わっています。
清掃サービスの実態:
- 1週間に1度の清掃で対応するケースが多い
- シーツ交換は3泊毎に実施する施設が多い
- 清掃頻度を減らすことで若干の割引になる可能性(数百円程度)
ホテルによっては、リネン(シーツなど)交換や清掃を毎日でなく3日に1回にして安くするなどの交渉ができる場合もあります。ただし割引額はわずかです。
📡 Wi-Fi・VOD・朝食の無料化が標準
長期滞在プランでは各種サービスが無料になるのが一般的です。
標準的な無料サービス:
- Wi-Fi無料(基本)
- アパホテル:VOD(動画配信)見放題
- ルートイン:朝食バイキング無料
- 大浴場利用無料(一部ホテル)
💡 ビジネスホテルのメリット
割引幅は限定的ですが、ビジネスホテルには以下のメリットがあります。
ビジネスホテルが有利なケース:
- 前払い不要で予約変更が柔軟
- 清掃サービスや朝食が欲しい
- 短期利用(1~2週間)
- 予定が流動的で延泊・短縮の可能性がある
短期利用(1~2週間)ならビジネスホテル、1ヶ月以上ならウィークリーマンション選択が一般的です。
ウィークリーマンションとビジネスホテルの比較
実際に1ヶ月半ウィークリーマンションに住んでみて感じた違いを、ビジネスホテルと比較します。
1日あたりの宿泊費が同程度のものを比べた場合の比較です。
部屋の広さの違い
同程度の価格帯なら、ホテルよりもマンスリーマンションの方が広いです。
安めのビジネスホテルだと、小さい1Rにベッド・小さい机・ユニットバスで終わりです。
これがマンスリーだと1Kで部屋のスペースも広いですし、キッチンスペースもあります。また、ホテルには無い下駄箱や収納スペースもついています。
📐 広さのイメージ:
- ビジネスホテル:シングルルーム(狭い)
- ウィークリー:一般的な1K(広い)
旅行かばん1つだけでなく、自分の荷物を置きたい場合はマンスリーの方が良いですね。
他に、荷物は一時的にトランクルームに預けてホテルで生活というのも考えましたが、ホテル代に加えてトランクルーム代が月に数万円かかるのでだいぶ費用が増えます。
サービス内容の違い
清掃などのルームサービスや朝食などが欲しい場合はホテルです。
マンスリーマンションの場合は、こういったサービスは一切ありません。普通に自宅で生活しているのと同じ状況です。
掃除機なども備え付けてあるので、自分で掃除します。別料金を払って掃除を頼めるウィークリーマンションもありますが、基本的には自分でやることになります。
🧹 清掃・サービスの違い:
- ビジネスホテル:毎日清掃、シーツ交換、朝食サービス
- ウィークリーマンション:すべて自分で対応(自宅と同じ)
風呂トイレの設備
多くのビジネスホテルは風呂・トイレが一緒のユニットバスです。
対して、マンスリーマンションは風呂トイレが別となっている物件も多くあります。普通の賃貸の部屋ですので。
どうしても風呂トイレ別でないとダメという人は、マンスリーの方が希望の部屋が探しやすいかもしれません。
高級ホテルなら風呂トイレ別なんですけどもね。同じ価格帯で比較すると、マンスリーの方が設備が良いということです。
来客対応の違い
ホテルは基本的に申込者以外の入室を禁じています。1名の料金で2人に利用されたら商売が成り立ちませんので。
もしホテルに人を呼ぶ場合は、ロビーや近くでの面会となります。
友人や家族などを部屋に招く可能性がある場合は、マンスリーマンションの方が良いです。
建物自体は普通の賃貸マンションですので、ホテルのようなフロントがありません。期間中、部屋をどう使おうが自由です。
契約の柔軟性
契約の柔軟性という点ではビジネスホテルに軍配が上がります。
契約の違い:
- ビジネスホテル:前払い不要、予約変更・キャンセルが柔軟、延泊も簡単
- ウィークリーマンション:契約期間分を前払い、途中解約は基本的に不可
予定が流動的で、「もしかしたら早く終わるかも」「延長するかも」という場合は、ビジネスホテルの方が使いやすいです。
ただし、確実に1ヶ月以上滞在することが決まっているなら、ウィークリーマンションの方がコストメリットが大きいです。
ウィークリーマンションに実際に住んでみた体験談
実際に1ヶ月半ウィークリーマンションに住んでみた経験から、契約から退去までの流れと感想を紹介します。
申込から入居まで即日完結
マンスリーマンションの申込方法は各会社のホームページから行います。もしくは電話して話ながら決めます。
申込の書類等もメールやFAXでのやり取りで終わりますので、申込から入居まで担当者と一度も顔を合わせることがありません。
🕐 実際の契約フロー(筆者のケース):
- 午前中:電話して物件を決定
- 昼ごろ:メールにて申込書類を受け取り、記入して返信
- 契約金額をカードで支払い
- 申込受付・入金を確認してもらい契約完了
- カギの受け取り方法がメールで通知される
- 19時:入居
即日で完了しました。朝に電話して、夜には入居できたのは驚きでした。
🔑 カギの受け取り方法:
入居する部屋のポストのダイヤルの番号がメールで通知されます。ポストの中に、更にカギのかかった入れ物があり、それを開けると部屋のカギが入手できる仕組みでした。
完全に非対面で完結するので、急な出張や引っ越しにも対応できます。
備え付けの家具・家電一覧
マンスリーマンションは賃貸マンションに必要な家具が備え付けられており、すぐに生活が出来るようになっています。
私が借りた時は以下の家具・家電・備品がありました。
🛋️ 家具・家電:
- ベッド
- テレビ
- カーテン
- デスク
- 椅子
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- スティック型掃除機
- ゴミ箱
- 各照明
🧴 備品:
- 箱ティッシュ×1
- トイレットペーパー×2
- ハンガー
- ドライヤー
普通の賃貸の部屋が、ホテルのように手ぶらでも利用できるように整えられているようなイメージです。
通常、賃貸を借りた場合はカーテンをつけるところから開始しますが、そういったことは全部不要でそのまますぐに生活ができます。
また、通常ホテルには設置されていない洗濯機や冷蔵庫(一人暮らしサイズ)、電子レンジなんかもあります。この辺りは、ビジネスホテルよりは自宅に近いですね。
他にも、洗濯洗剤やシャンプーなどの備品がある場合もあります。細かいですが、トイレットペーパーとか箱ティッシュも置いてあったり。
詳細は各マンスリーによって異なりますので、契約前に必ず確認してください。
退去も簡単
退去時はカギを元に戻してそのまま立ち去ればいいだけです。
決めた日時までに、カギを戻して「出ましたー」と電話かメールで一報するだけ。簡単ですね。
通常の賃貸のような立会検査もなく、非常にシンプルです。
実際に住んで感じたメリット・デメリット
1ヶ月半住んでみて感じたメリット・デメリットをまとめます。
✅ メリット:
- 部屋が広く、収納スペースも十分
- 洗濯機・冷蔵庫など生活家電が揃っている
- ビジネスホテルより1ヶ月あたり3~7万円安い
- 長期割引でさらにお得になる
- 風呂トイレ別の物件が多い
- 来客を呼べる
- 初期費用が安い(敷金・礼金なし)
❌ デメリット:
- 清掃サービスがない(自分で掃除)
- 前払い制で契約の柔軟性が低い
- 途中解約が基本的にできない
- クリーニング代が別途必要
- 住民票を置けない(規則で禁止の場合が多い)
ウィークリーマンションは自宅とホテルの間くらいでなかなか快適ですよ。
賃貸で借りるよりは割高になりますが、初期費用などが無い分、短期であればなんとか。ホテルと同じ料金で荷物を置くスペースも確保出来る感じです。
期間別:ウィークリーマンションとホテルの選び方
滞在期間によって最適な選択肢が変わります。
📅 3日以内の滞在
ビジネスホテル一択です。
ウィークリーマンションは1週間未満だと割高になることが多く、手続きの手間を考えてもホテルの方が便利です。
📅 1週間程度の滞在
料金はほぼ同額ですが、ビジネスホテルの方が柔軟です。
この期間だと価格差はあまりありません。清掃サービスや朝食が欲しい場合、予定が変わる可能性がある場合はビジネスホテルを選びましょう。
荷物が多い、広い部屋が欲しい場合はウィークリーマンションもありです。
📅 1ヶ月の滞在
ウィークリーマンションが3~7万円安く、圧倒的にお得です。
この期間から明確にウィークリーマンションの方がコストパフォーマンスが良くなります。部屋も広く、生活家電も揃っているので快適に過ごせます。
確実に1ヶ月滞在することが決まっているなら、ウィークリーマンション一択です。
📅 3ヶ月以上の滞在
ウィークリーマンション+長期割引で大幅節約できます。
3ヶ月以上の利用で15~20%の割引が適用され、さらにお得になります。ビジネスホテルと比べて月10万円以上の差がつくこともあります。
ただし、1年以上の長期滞在が確定しているなら、通常の賃貸契約も検討する価値があります。
💡 選び方の最終判断基準:
- 旅行バッグを持って一時的な滞在 → ビジネスホテル
- 自分の荷物もあり、通常の賃貸マンションに近い使い方 → ウィークリーマンション
- 清掃サービスや朝食が必要 → ビジネスホテル
- とにかくコストを抑えたい(1ヶ月以上) → ウィークリーマンション
- 予定が流動的 → ビジネスホテル
- 確実に1ヶ月以上滞在 → ウィークリーマンション
よくある質問
- ウィークリーマンションとビジネスホテル、どっちが安い?
-
1ヶ月以上の滞在ならウィークリーマンションが30~40%安くなります。1週間程度ならほぼ同額ですが、ビジネスホテルの方が柔軟性があります。3日以内の短期ならビジネスホテル一択です。
- 1週間だけ部屋を借りることはできる?
-
できます。最近は1日単位で借りられる物件も増えています。ただし1週間程度の利用では料金的なメリットが小さいため、清掃サービスや柔軟性を考えるとビジネスホテルの方が便利なケースが多いです。
- ウィークリーマンションの評判や口コミは?
-
実際に住んでみて感じたのは、部屋の広さと生活家電の充実度です。デメリットは清掃サービスがないことと、途中解約ができないこと。1ヶ月以上確実に滞在するなら非常にコスパが良いです。
- ウィークリーマンションに審査はある?
-
一般的な賃貸のような入居審査はありません。先払い制のため、支払い能力があれば誰でも利用できます。金融ブラックやニートでも問題なく契約可能です。
- ホテル暮らしやウィークリーマンションで住民票は置ける?
-
原則として置けません。ほとんどのマンスリーマンション側の規則で住民票を置くことは認められていません。継続的にホテル暮らしをするなら、実家や別の部屋に住民票を置いておく必要があります。
- ウィークリーマンションで来客を呼べる?
-
呼べます。建物自体は普通の賃貸マンションなので、ホテルのようなフロント管理はありません。期間中、部屋をどう使おうが自由です。
- クリーニング代はいくらかかる?
-
1~2万円程度が相場です。退去時に部屋の清掃費用として別途かかります。これは契約時に確認しておきましょう。
- ウィークリーマンションあるあるは?
-
同じマンション内に普通の賃貸住民とマンスリー利用者が混在していることです。見た目は完全に普通の賃貸マンションなので、最初は戸惑うかもしれません。また、備品の充実度は物件によって差があるため、契約前の確認が重要です。
まとめ
1ヶ月以上の滞在ならウィークリーマンションが圧倒的にお得です。東京都心では月額140,000~180,000円で、ビジネスホテル(月額213,000~349,200円)より3~17万円安くなります。部屋も広く、洗濯機や冷蔵庫など生活家電が揃っているため、長期滞在に適しています。
一方、1~2週間程度の短期滞在ならビジネスホテルの方が柔軟です。前払い不要で予約変更も簡単、清掃サービスや朝食もあります。
実際に1ヶ月半住んでみて、ウィークリーマンションは自宅とホテルの中間のような快適さでした。初期費用が安く(敷金・礼金なし)、即日入居も可能です。確実に1ヶ月以上滞在することが決まっているなら、ウィークリーマンションを強くおすすめします。

